もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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69:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:30:15.77 ID:4JAHijIv0
 
フェルン「フリーレン様!」

 フェルンは普段ならばしない、防御魔法の全面展開を行った。味方を包み込むように障壁を構築する。

以下略 AAS



70:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:31:37.19 ID:4JAHijIv0
 
シュタルク「させっかよ!」

 唯一、その速度を見切ったシュタルクが動く。打ち出される桃の拳を横から戦斧の柄で弾き、結果として桃の拳打はフェルンの腰の辺りを掠めるに留まった。

以下略 AAS



71:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:32:15.79 ID:4JAHijIv0
 
桃(不味い、振り払えない……それなら!)

 背後で膨らむ敵の魔力反応が臨界を迎える寸前、桃は右足を捕まれたままの状態で跳び上がった。

以下略 AAS



72:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:33:59.89 ID:4JAHijIv0
 
フリーレン(……やっぱり強いな)

 同時にフリーレンもまた目前の敵に対し、同様の評価を下していた。

以下略 AAS



73:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:36:41.85 ID:4JAHijIv0
 
◇村の郊外 森の中

 フリーレン達と分かれたフェルンは、村を囲むように存在する森の中にいた。矢の魔法の使用者を抑えるためだ。

以下略 AAS



74:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:37:20.28 ID:4JAHijIv0
 
フェルン(このままではジリ貧。フリーレン様は時間を稼げば良いと言っていましたが……)

 だがフェルンには勝負を長引かせたくない事情があった。自身の魔力残量だ。

以下略 AAS



75:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:38:22.51 ID:4JAHijIv0
 
フェルン(……もしかして――)

 脳裏に閃くものがあった、その次の瞬間。

以下略 AAS



76:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:40:03.86 ID:4JAHijIv0
 
◇村の中

 防御魔法とエーテル体が激突する閃光が、瞬くように連続して起こる。

以下略 AAS



77:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:42:31.85 ID:4JAHijIv0
 
フリーレン「――やれやれ、できれば怪我をさせたくなかったんだけどな」

桃「……は?」

以下略 AAS



78:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:44:00.25 ID:4JAHijIv0
 
 桃もまたその気配を感じていた。永遠に避け続けることなど出来ない。このままでは遠からず、それこそ3秒以内に自分は四肢か命を失うことになる。

 桃は咄嗟に手近にあった遮蔽物の陰に飛び込んだ。石造りの壁。あの貫通魔法を前にしては砂上の楼閣だろうが、ほんの僅かでも時が稼げれば良かった。

以下略 AAS



79:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:44:27.62 ID:4JAHijIv0
 
◇森の中

 一方シャミ子はというと、あっというまにシュタルクに追いつかれてボコボコにされていた。

以下略 AAS



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