31: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:07:38.61 ID:acICW3jd0
そう言えば、おジャ魔女で思い出したが、使えそうな魔法があったはずだ
ステータス画面を開き、魔法一覧を確認する。二つほど候補が見つかった
初月「『解錠』か『看破』だな」
32: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:08:07.32 ID:acICW3jd0
( T)「ねぇ五十鈴、私あんな野蛮じゃないよねぇ?」
瑞鶴「知んないわよそんな事。それよりこれ」
33: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:08:45.66 ID:acICW3jd0
初月「さーて、鬼が出るか蛇が出……」
扉を慎重に開けて、中を覗き込むと
34: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:09:18.79 ID:acICW3jd0
「おかえりなさいませ、ボス」
「退いて」
「失礼を」
35: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:09:53.99 ID:acICW3jd0
煤だらけのランタン頼りの薄暗い部屋を、杖先から放たれる強烈な閃光が容赦なく照らす
「目がぁぁぁあああああ!!!!」
36: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:16:06.40 ID:acICW3jd0
「クソ!!裏切りやがったなァ!!」
(;T)そ「わぁぁ!?助けて初月!!」
五十鈴「瑞鶴!!」
37: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:17:01.74 ID:acICW3jd0
初月「残機減ってなくね?やったじゃん」
(;T)「良くない!!!!!!!内臓バラバラになったかと思ったんだからね!!!!!!」
38: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:18:20.78 ID:acICW3jd0
初月「お許しください皇女殿下。この者はドジで空気読めず言葉遣いも儘ならない可哀想な子なのです」
瑞鶴「それに不器用でガサツ」
五十鈴「オマケに意地っ張りで短気」
39: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:19:03.19 ID:acICW3jd0
初月「目が腐った……次、五十鈴どうぞ」
瑞鶴「口頭で説明だけして」
ビスマルク「二年も前の話よ。突如、あの珍妙な兵隊を率いて現れた『最悪の魔女』が、全土の王国領内を支配したのは」
40: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:19:38.62 ID:acICW3jd0
ビスマルク「と言っても、釈明出来るほどの大層な理由なんてないわ。私、盗賊崩れのクズが大嫌いなの。それだけ」
(;T)「ええ……?」
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