661: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/08(日) 12:28:01.72 ID:5MWtUFJH0
■Chapter072 『ツナガル物語』 【SIDE Rina】
662: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/08(日) 12:28:44.16 ID:5MWtUFJH0
愛「アタシ、最近ここに来たばっかりでさ〜……若くて、まあ女じゃん? だから、周りのおじさんたちの目が厳しくてさ〜……。だから、君みたいな小さな女の子がいると思わなくて、びっくりしちゃったよ!」
璃奈「小さな女の子……。……私……13歳です……。……そんなに、変わらないと思う……」
663: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/08(日) 12:29:37.26 ID:5MWtUFJH0
愛「他に室員の人は?」
璃奈「……いない。この研究室は、私だけ……」
664: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/08(日) 12:30:13.49 ID:5MWtUFJH0
璃奈「私はこの研究所で……お父さんとお母さんが遺した研究の続きが出来れば、それでいい」
愛「お父さんとお母さんが遺した研究……? ……じゃあ、さっき発表してたのは……」
665: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/08(日) 12:30:51.24 ID:5MWtUFJH0
📶 📶 📶
666: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/08(日) 12:31:43.22 ID:5MWtUFJH0
ポケモンは弱ると小さくなるという性質を利用した、携行用のボールを開発している研究室は確かにあった。
璃奈「確か……ほぼ実用レベルまで進んでるって聞いた」
667: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/08(日) 12:32:20.62 ID:5MWtUFJH0
📶 📶 📶
668: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/08(日) 12:33:07.03 ID:5MWtUFJH0
愛さんから顔を背ける。
愛「ふふっ♪」
669: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/08(日) 12:35:16.05 ID:5MWtUFJH0
璃奈「…………愛さん……変に思わないんだね……」
愛「ん?」
670: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/08(日) 12:35:56.18 ID:5MWtUFJH0
強く抱きしめられて、少し苦しい。……だけど、嫌ではない。むしろ、この距離感が温かくて……なんだか幸せだった。
璃奈「……ねぇ、愛さん」
791Res/1707.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20