侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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667: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/08(日) 12:32:20.62 ID:5MWtUFJH0

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──愛さんが私の研究室に来て、早くも1ヶ月ほどが経とうとしていた。


 「リシャン」
愛「ん……? リーシャン、どしたん?」

 「リシャン」
愛「え? ……って、うわ……もうこんな時間じゃん……。りなりー」

璃奈「…………」
 「ウニャ」

愛「りなりー」

璃奈「え? あ、ごめん……なぁに?」

愛「時間。……もう深夜だし、そろそろ寝た方がいいかなって」

璃奈「……あ、うん。……キリのいいところまで行ったら寝るね」

愛「ダメだよ。それで先週は朝まで寝なかったんだから。今日は終わり」

璃奈「で、でも……」

愛「でもじゃな〜い!! りなりー、アタシがいないときからずっとこんななの?」

 「ウニャァ」


愛さんが訊ねるとニャスパーが頷く。


璃奈「ニャスパーが裏切った……」

愛「いいから、寝るよ〜」

璃奈「はぁーい……」


まだ1ヶ月しか経っていないのに……愛さんは世話焼きで、私の身の回りのいろいろなことをお世話してくれていた。

夜更かししがちな私に、時間が遅くなると寝るように言ったり……ご飯を作ってくれたりする……。

愛さんは意外なことに料理上手で、特に焼き料理を作るのが上手だった。


愛「ほら、白衣のまま寝ないの〜! シワになっちゃうぞ〜?」

璃奈「このまま寝れば、起きてすぐ研究を始められて効率いいのに……」

愛「せっかくパジャマ買ってあげたんだからさー」

璃奈「無駄遣い……」

愛「こーゆーのは無駄って言わないの。ほら着替えた着替えた」

璃奈「はぁーい」
 「ウニャァ〜」


ニャスパーが愛さんの買ってくれたパジャマをサイコパワーで浮かせながら持ってきてくれる。


璃奈「ありがと、ニャスパー」
 「ウニャァ〜」


愛さんの買ってきてくれたパジャマ──ニャスパーをイメージした、耳付きフードのついている可愛らしいパジャマだ。


愛「うん、可愛い可愛い」

璃奈「ん……」

愛「お、りなりー照れてるな〜」

璃奈「ん……」



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