538: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 01:02:18.75 ID:Sh64zN700
ラグラージがリーシャンに向かって、滝すら登れるような、ものすごいスピードで飛び出す。
が、
539: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 01:02:52.63 ID:Sh64zN700
「ラグッ…!!!」
腕をかち上げられて、隙が出来たところに、
540: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 01:04:38.55 ID:Sh64zN700
ダイヤ「……!?」
果南「ギャラドス!! “アクアテール”!!」
「ギシャァァァァァッ!!!!」
541: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 01:05:23.49 ID:Sh64zN700
その衝撃を受けハガネールが白目を向いたまま──ダイヤに向かって、猛スピードで倒れ込んできた。
ハガネールの巨体はダイヤを巻き込み、その重量で大地を割り砕く。
542: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 01:06:30.44 ID:Sh64zN700
「ギシャァァァァッ…!!?」
ギャラドスの顔面を殴りつけた。
543: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 01:07:02.43 ID:Sh64zN700
鞠莉「……あなたの目的は何? ゲートの破壊?」
愛「まあ、それも悪くないんだけどね。アタシの目的は──その子たちだよ」
544: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:16:45.81 ID:Sh64zN700
■Chapter067 『果林』 【SIDE Emma】
545: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:17:17.49 ID:Sh64zN700
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546: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:17:48.58 ID:Sh64zN700
保護された私は、あの“闇の落日”の中でも残った大きな都市国家の一つである──プリズムステイツの郊外にある“虹の家”という孤児院に送られた。
当時15歳。
547: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:18:26.53 ID:Sh64zN700
私が無言で慰霊碑を後にすると──彼方も特に何も言わずに、孤児院へと戻っていった。それが毎日。
私は特別進んで彼方とコミュニケーションを取っていたわけではなかったけど……この時間は何故か、彼方と二人で過ごす時間だった。
548: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:19:07.49 ID:Sh64zN700
果林「…………平和な島だった。あの日まで……」
彼方「うん」
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