543: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 01:07:02.43 ID:Sh64zN700
鞠莉「……あなたの目的は何? ゲートの破壊?」
愛「まあ、それも悪くないんだけどね。アタシの目的は──その子たちだよ」
そう言って指差したのは──ゲートの前にいるディアルガたち。
愛「大人しく渡してくれれば、アタシも手荒なことしなくて済むんだけどな」
鞠莉「……」
さっき善子から聞いたゲートの通過時間を考えれば……そろそろ、ロトムはゲートの向こうに抜けたはず……。
鞠莉「……ディアルガ!! パルキア!!」
「ディアガァァァァッ!!!」「バアァァァァルッ!!!!!」
“こんごうだま”と“しらたま”を使って、ディアルガとパルキアに“テレパシー”を飛ばし、ゲートを閉じさせる。
愛「……はぁ、やるってことね」
どこまで出来るかはわからない……。だけどこのまま、はいわかりましたと、ディアルガやパルキアを渡すわけにはいかない。
わたしが戦闘態勢に入ると同時に──
「──ギシャラァァァァァッ!!!!!!」
ギラティナが“シャドーダイブ”で愛に向かって突っ込んでいく。
愛「……ま、いいや」
「リシャンッ!!」
愛がそう言いながら手に持ったリーシャンをギラティナに突き付けると、
「ギシャラァァァァ…!!!!」
ギラティナもリーシャンの作り出したサイコパワーの力場で、押し返される。
愛「3匹まとめて相手してあげるよ」
鞠莉「行くわよ!! ディアルガ!! パルキア!! ギラティナ!!」
「ディァガァァァァァ!!!!!!」「バァァァァァァルッ!!!!!!」「ギシャラァァァァァァァッ!!!!!」
3匹の伝説のポケモンの鳴き声が、やぶれた世界に轟いた。
………………
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