542: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 01:06:30.44 ID:Sh64zN700
「ギシャァァァァッ…!!?」
ギャラドスの顔面を殴りつけた。
果南「ギャラドス!?」
ギャラドスの巨体が、いとも簡単に吹っ飛ばされる。
果南「っ……!」
果南がすぐ様、次のボールに手を伸ばした瞬間──果南の周囲に、大量のサイコキューブが出現する。
果南「……!?」
愛「“サイコショック”」
「リシャンッ」
果南「ダイヤッ!!!」
果南は咄嗟にダイヤを庇うようにして、その場に伏せって覆いかぶさる。
直後、サイコキューブが弾丸のように、果南の背中に降り注ぎ──
鞠莉「果南っ!!?」
果南「……ぁ……ぐ……っ……。……く、そ…………ッ……」
果南はその場に崩れ落ちた。
愛「よし、いっちょあがり」
鞠莉「うそ……」
果南とダイヤが負けた……?
元チャンピオンと四天王よ……?
愛「さーて……あと一人」
鞠莉「……っ」
愛がこちらに視線を向けてくる。
どうする……。
わたしもバトルが苦手なわけじゃないけど、さすがに果南やダイヤほどの実力はない。
その二人をここまで圧倒した相手に、わたし一人で勝つのは難しい──いや、ほぼ無理だ。
鞠莉「……ロトム」
「ロ、ロト…」
鞠莉「わたしの図鑑に」
「──マ、マリー…」
ボールから出したロトムをわたしの図鑑に入れさせる。
鞠莉「わかるわね」
「ロト…!!!」
ロトムはわたしの言葉に頷くと──ゲートの中に入っていった。
それを確認して、わたしは愛に向き直る。
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