543: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 01:07:02.43 ID:Sh64zN700
鞠莉「……あなたの目的は何? ゲートの破壊?」
愛「まあ、それも悪くないんだけどね。アタシの目的は──その子たちだよ」
544: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:16:45.81 ID:Sh64zN700
■Chapter067 『果林』 【SIDE Emma】
545: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:17:17.49 ID:Sh64zN700
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546: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:17:48.58 ID:Sh64zN700
保護された私は、あの“闇の落日”の中でも残った大きな都市国家の一つである──プリズムステイツの郊外にある“虹の家”という孤児院に送られた。
当時15歳。
547: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:18:26.53 ID:Sh64zN700
私が無言で慰霊碑を後にすると──彼方も特に何も言わずに、孤児院へと戻っていった。それが毎日。
私は特別進んで彼方とコミュニケーションを取っていたわけではなかったけど……この時間は何故か、彼方と二人で過ごす時間だった。
548: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:19:07.49 ID:Sh64zN700
果林「…………平和な島だった。あの日まで……」
彼方「うん」
549: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:27:10.65 ID:Sh64zN700
果林「キュウコン、“ひのこ”!!」
「コーーーンッ!!!」
男「あ、あちぃっ……!?」
550: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:27:45.33 ID:Sh64zN700
彼方「まだ、噂話を聞いただけだから……実際どういう感じになるのかはわからないけど〜……」
「メェ〜〜」
彼方「はいはい、ご飯ね〜」
551: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:30:40.44 ID:Sh64zN700
彼方「研究者さん、どんな子たちなんだろーねー?」
「メェ〜」
果林「正直……気が進まないわ……」
552: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:31:12.72 ID:Sh64zN700
果林「……えっと……それじゃ、ミヤシタさんとテンノウジさん……」
愛「愛でいーよ! りなりーもファーストネームでいいよね?」
553: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:31:44.45 ID:Sh64zN700
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