175: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:10:06.75 ID:/nLmInIK0
かすみ「ちょ、サニーゴ!? なんですか、あのねばねばして気持ち悪いの!?」
侑「あれは“タールショット”だよ……! ねばねばしてて、よく燃える液体……!」
176: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:10:47.81 ID:/nLmInIK0
猛スピードで走るセキタンザンの足元を“ドラゴンテール”で薙ぎ払った。
走っている真っ最中に足払いを食らったセキタンザンは前方に向かってすっ転ぶ。
177: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:11:41.29 ID:/nLmInIK0
かすみ「ありがとうございます……。……それにしても……ここの野生ポケモン……強いですねぇ……」
侑「ホントに……」
178: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:12:28.62 ID:/nLmInIK0
海未「本日は、菜々さんについて……ご説明しなくてはいけないことがあって、参りました」
菜々母「菜々の……?」
179: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:13:12.09 ID:/nLmInIK0
菜々母「あなた……大丈夫……?」
菜々父「……あ……あぁ……」
180: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:13:56.93 ID:/nLmInIK0
真姫は菜々の母親の言葉に驚いたように目を見開く。
菜々母「私は……私たちは……菜々のことを全然見ていなかった……。……私たちには戦う力がありません。……だから、こんなことになってしまった今、菜々にしてあげられることは何もない、ただ待つことしか出来ない。……だけど……せめて……あの子が心の底から大事に思っていたものを、大好きだと思っていたものを……ちゃんと見ないといけないんじゃないかって……そう思ったんです。今更、遅いのかもしれませんが……」
181: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:14:39.65 ID:/nLmInIK0
自分が条件を出しておいてなんですが……私は少しだけ、彼女たちが心配になっていた。
182: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:15:17.54 ID:/nLmInIK0
私たちは一刻も早く空腹を満たすためにも、野営の準備に取り掛かるのだった。
183: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:16:46.16 ID:/nLmInIK0
かすみ「だから……せつ菜先輩がかすみんや侑先輩に八つ当たりしちゃう気持ち……かすみんはわかる気がします。……もちろん、果林先輩が余計なことを言ったんだとは思いますけどね!」
侑「うん……」
184: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:17:31.28 ID:/nLmInIK0
かすみ「……素敵です、侑先輩らしいですね♪」
侑「歩夢だけじゃない……かすみちゃんも、しずくちゃんも、リナちゃんも……せつ菜ちゃんも。私が大切って思った人たち、みんなを守れる強いトレーナーになりたい」
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