130: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/20(火) 12:44:39.45 ID:B+X5AS2s0
侑「奪えるなら奪ってもいいと思う。だけど、積極的に奪うことを考えて戦うのは……たぶん、通用しない」
かすみ「……じゃあ、どうします……? 奪わないにしても、真っ向から出て行って戦うわけにもいかないですし……」
131: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/20(火) 12:45:56.75 ID:B+X5AS2s0
もちろん、こんなものは相手を引き摺り出すための餌だ。
格上の攻撃を掻い潜りながら、トレーナーの懐に潜り込んで、バッジを奪うなんて現実的じゃない。
132: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/20(火) 12:46:34.04 ID:B+X5AS2s0
かすみちゃんは咄嗟にジュカインを出しながら“グラスフィールド”を指示し、一瞬でコンテナ内部に草が敷き詰められる。
──程なくして、回転は収まった。
133: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/20(火) 12:47:07.68 ID:B+X5AS2s0
すぐさまライボルトをボールから出すと──
「ゲデマーー!!!?」
134: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/20(火) 12:48:05.76 ID:B+X5AS2s0
ジュカインがキリキザンとの鍔迫り合いに力負けして、後退る。
かすみ「ジュカイン!? 大丈夫!?」
135: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/20(火) 12:49:14.00 ID:B+X5AS2s0
この効果も“クリアボディ”のメタグロスには効かない。
──メタグロスが腕を振り上げた、その瞬間、
136: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/20(火) 12:49:49.33 ID:B+X5AS2s0
リナちゃんとかすみちゃんが、私に近寄ってくる。
侑「だ、大丈夫……ちょっと擦りむいたくらいだから……!」
137: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/20(火) 12:51:11.62 ID:B+X5AS2s0
真っ向から刃で“りゅうのはどう”を斬り伏せる。
キリキザンが受け止めている中、
138: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/20(火) 12:51:59.69 ID:B+X5AS2s0
相手は……私たちの心を折りに来ていた。
考えてみればこのバトル──私たちの敗北条件は私たちトレーナーが戦闘続行が出来なくなることだ。
139: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/20(火) 12:52:49.19 ID:B+X5AS2s0
私がかすみちゃんの肩を掴みながら制止すると──
かすみ「──侑先輩、かすみんが合図したら、ニャスパー抱えて、後ろに猛ダッシュしてください」
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