137: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/20(火) 12:51:11.62 ID:B+X5AS2s0
真っ向から刃で“りゅうのはどう”を斬り伏せる。
キリキザンが受け止めている中、
「ニ゙ャア゙゙ア゙ァァァァ!!!!」
ニャイキングがこちらに向かって飛び出してくる。
侑「ニャスパー!! パワー最大!! “サイコキネシス”!!」
「ウーーーニャァァァァ」
耳を真っすぐ立てて──ニャスパーがサイコパワーを前方に向かって放つと、
「ニ゙ャア゙゙ア゙ァァァ…!!!!」
ニャイキングがそのエネルギーに押されて吹っ飛びそうになる──が、ニャイキングは自分の爪を床に突き刺して耐える。
耐えられてしまっているだけど──これくらい時間を稼げば十分だ……!
かすみ「……ジュカインっ!!」
「──カインッ!!!!」
ジュカインの腕が光り輝く。
──“ソーラーブレード”のチャージが完了した。
反撃の狼煙を上げるために、ジュカインが腕を振り上げようとした瞬間、
真姫「──“ソーラーブレード”のチャージをしてること……私が気付いてないと思ったの?」
物陰から、ジュカインに向かって一直線に──青白いビームが飛んできた。
かすみ「!?」
そのビームが直撃した、ジュカインは──“ソーラーブレード”を構えたまま……凍り付いていた。
かすみ「う、うそ……」
侑「“れいとう……ビーム”……?」
真姫「……ええ、そのとおりよ」
真姫さんの言葉と共に──工場内の機械の物陰から、
「エンペ…」
エンペルトが顔を出した。
真姫「……チェックメイトよ」
かすみ「…………」
かすみちゃんがぺたんと……その場にへたり込む。
かすみちゃんの絶対的エースの必殺技を──封殺された。
真姫「それが最後の望みだったんでしょ? それが不発に終わった今……貴方たちはもう終わりよ。降参しなさい」
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