134: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/20(火) 12:48:05.76 ID:B+X5AS2s0
ジュカインがキリキザンとの鍔迫り合いに力負けして、後退る。
かすみ「ジュカイン!? 大丈夫!?」
「カインッ…!!」
致命傷にこそなっていないみたいだけど……。
「メタァ…!!!!」「キザン…!!!」「ニ゙ャァ゙ァ゙ァ」
メタグロス、キリキザン、ニャイキングに囲まれた……!
しかも、その3匹の背後には、
「ゲデマッ」
トゲデマルが構えている……。ライボルトがやられると、めでたく電撃による遠距離攻撃まで解禁されることになる。
ライボルトは死守しないと……。
真姫「エコーロケーション……なかなか面白いことするじゃない」
そんな中、真姫さんが話しかけてくる。
真姫「でもね、エコーロケーションが出来るのは自分たちだけだって思うのは……少し考えが甘かったわね」
かすみ「え……で、でも真姫先輩にはリナ子みたいなAIとかいないでしょ……!?」
侑「メタグロスだ……」
かすみ「え?」
侑「メタグロスは4つの脳でスーパーコンピューター並の計算が出来る……エコーロケーションで場所を探るなんて、わけない……」
真姫「正解。しかも、メタグロスは“クリアボディ”で“いやなおと”や“きんぞくおん”による能力低下もない。貴方たち以上に適性があるのはこっちだったみたいね」
完全に相手が上手だ……。
囲まれているし、気付けば後ろは壁だ……。
真姫「さぁ、どうする?」
ジリジリと間合いを詰めてくる真姫さん。
……こうなってしまったら、もうやるしかない……!
侑「ドロンチ!!」
「──ロンチ!!」
ドロンチはボールから飛び出すと同時に前方に飛び出し、
侑「“ワイドブレイカー”!!」
「ロンチッ!!!!」
大きく尻尾を振るって、
「キザンッ!!!」「ニ゙ャア゙ァッ!!?」「メタ…」
3匹のポケモンを薙ぎ払う。
“ワイドブレイカー”は強靭な尻尾で相手を振り払い、攻撃の手を止めさせる技だ。
しかも不意の攻撃だったため、キリキザンとニャイキングは、怯ませられたが、
「メタァッ…!!!!」
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