437: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:20:52.88 ID:/fdwqF8y0
心底がっかりしたような溜め息を吐きながら──次のドアを開く。
すると、
438: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:21:43.87 ID:/fdwqF8y0
しずく『これ、あなたがやってるの!?』
『ロト…??』
439: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:22:59.95 ID:/fdwqF8y0
しずく『言うこときいてくれて、ありがと! ポケモンさん!』
『ロト』
440: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:25:22.64 ID:/fdwqF8y0
果南『貴方、最近地下倉庫によく行っているそうですね』
しずく『う、うん……』
441: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:26:22.08 ID:/fdwqF8y0
『ロト…?』
しずく『あのね、このままじゃロトムがおいだされちゃうかもしれないの……だから、ここにろうじょうしよう!』
『ロト』
442: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:27:10.91 ID:/fdwqF8y0
──ヒュン、とテレビの中に入り込んでしまった。
そして、次の瞬間──ブンとテレビが点き、
443: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:28:19.47 ID:/fdwqF8y0
しずく『こうして、ロトムは──わたしの友達は、改めてこの家に迎えられることになりました。どうやら、ロトムは……わたしが持ち込んだ教科書や好きな本を見て、言葉を覚えていたらしい。パパも驚いていたけど……それ以外には考えられないって言っていたわ。世界には……稀に人の言葉を扱えるようになるポケモンがいるらしく、嘘か真か……ニャースが言葉を喋るなんてことがあったりなかったりするとか、そんなことも言ってたかな。……まあ、そんなことは置いておいて。……わたしはこうして、大切な友達と離れ離れにならずに済んだのでした』
しずく「──あれから、何年も経ってしまったと思います。……それでも、鞠莉さんにとって、ロトムは今も大切な友達なんじゃないですか? あのときの気持ちが消えてなくなったりなんて、してないですよね……?」
444: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:29:44.53 ID:/fdwqF8y0
「ロト」
鞠莉「なんのためにポケモンの研究をしているのか……見失うところだったわ。人とポケモンがもっとよりよく付き合っていくために研究しているわたしが、ポケモンの気持ちをないがしろにしちゃいけないわよね……」
果南「ま、たまにはいい薬だったってことだね」
445: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:30:54.43 ID:/fdwqF8y0
「…キル」
しずく「このポケモンは……!? キルリア!!」
かすみ「わぁ、可愛い〜!!」
446: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:31:49.00 ID:/fdwqF8y0
💧 💧 💧
447: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:32:54.80 ID:/fdwqF8y0
>レポート
ここまでの ぼうけんを
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