侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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445: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/18(金) 14:30:54.43 ID:/fdwqF8y0

 「…キル」
しずく「このポケモンは……!? キルリア!!」

かすみ「わぁ、可愛い〜!!」

しずく「本当にいいんですか!?」

鞠莉「ええ、大切に育ててくれると嬉しいわ」

しずく「ありがとうございます!!」

かすみ「……なんか、しず子、いつにも増してテンション高くない?」

しずく「だって……! キルリアの進化系は、あのカルネさんの切り札のサーナイトなんだよ! この地方にはラルトスがあんまりいないから、手に入れられないと思ってたのに……! まさかこんな形で手に入るなんて!!」


期せずして、憧れの人の手持ちと同じポケモンを手に入れることが出来て、思わずテンションが上がってしまう。


鞠莉「それなら……一緒にこれも渡しておくわね」


鞠莉博士がさらに私に、“どうぐ”を2つ、手渡してくる。

一つは不思議な色をした珠。もう一つはブローチのようなものの中心に先ほどのよりも小さな珠が埋まったモノだ。


しずく「これは……?」

鞠莉「“キーストーン”と“メガストーン”よ」

しずく「え!? それってまさか……!」

鞠莉「ええ、メガシンカに使うためのアイテムよ。小さい珠が埋まっているのはメガブローチ。トレーナーが身に着けるもので、一回り大きい方の珠はサーナイトをメガシンカさせるための“サーナイトナイト”よ」

しずく「あ、ありがとうございます! こんな貴重な物を……!」

かすみ「えー!? しず子ばっかりずるいずるい!!」

鞠莉「もちろんかすみにも。はい」


そう言いながら、博士はかすみさんにも、“どうぐ”を手渡す。


鞠莉「かすみにはその“メガブレスレット”を。……“メガストーン”は、たまたまわたしが“サーナイトナイト”を持っていただけだから、かすみの手持ちに対応したストーンを探してもらうことになっちゃうけど……」

かすみ「いえ! “キーストーン”が貰えただけでも、かすみん大満足です!」

鞠莉「ふふ♪ それなら、よかったわ♪」

果南「ところで二人とも、次はどこに向かうの?」

かすみ「あー、えーっと……どこに向かうの?」

しずく「なんで、かすみさんが知らないの……。……えっと、またジムを巡るので、一旦ホシゾラに戻って、コメコ方面を目指すことになると思います」

鞠莉「それなら、ウチウラシティまでビークインで送ってあげるわ。宿の手配もしておくから、今日はウチウラシティに泊まるといいわ」

果南「アワシマに泊まるよりも、動きやすいだろうしね」

しずく「なにからなにまで……ありがとうございます」

鞠莉「気にしないで、世話になったのはこっちもだから。それじゃ、行きましょうか」

かすみ「はーい! よろしくお願いしまーす!」

しずく「お願いします」


私たちは、研究所を後にし、ウチウラシティへ──






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