265: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:43:42.07 ID:IGCv6YWI0
エマさんは少しうーんと考えたあと、
エマ「ねえ、侑ちゃん」
266: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:44:39.92 ID:IGCv6YWI0
侑「あ、歩夢……?」
歩夢「侑ちゃん……離れないでね……」
267: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:45:50.33 ID:IGCv6YWI0
エマさんに連れてこられたのは、森の奥の方にある少し開けた場所だった。
そして、そこには周囲の木々がまるで意識的に避けているかのように──中央に苔むした大きな岩が鎮座していた。
268: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:46:54.83 ID:IGCv6YWI0
歩夢「……? ……なんですか……?」
エマ「深呼吸、してみよっか♪」
269: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:47:48.86 ID:IGCv6YWI0
歩夢「………………すぅ………………すぅ…………」
侑「……歩夢?」
270: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:49:01.76 ID:IGCv6YWI0
程なくして、私の意識はゆっくりと眠りに落ちていくのだった。
271: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:50:14.17 ID:IGCv6YWI0
話をするなら、今だと思った。
侑「歩夢、ごめん」
272: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:52:44.93 ID:IGCv6YWI0
侑「どうしたの?」
リナ『何か、いる』 || ╹ _ ╹ ||
273: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:53:51.74 ID:IGCv6YWI0
歩夢に言われて、パルスワンの尻尾を見てみると──確かにふりふりと振りながらお座りをしていた。
侑「……どういうこと……?」
274: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:55:08.53 ID:IGCv6YWI0
果林「ち、ちょっと森林浴してただけよ!!///」
侑「は、はい……なんか、すみません」
275: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:56:10.90 ID:IGCv6YWI0
お昼に町中を歩いているときから、そんな気はしていた。
あるにはあるんだろうけど……もし、部屋が埋まっていたら……。
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