ダンテ「学園都市か」前時代史(仮)
1- 20
100:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:04:16.11 ID:XVB8s0iW0
反乱が発生したとき、魔帝はまず
反乱者が力と自信を蓄るのを静かに待った。
そして自ら挑戦してきたところで、ようやく魔帝は力を見せつけて、
高ぶっていた反乱者の闘志と自信を粉砕した。

以下略 AAS



101:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:04:42.55 ID:XVB8s0iW0

こうした魔帝の趣向は、魔界の価値観からしても外道とされ、
この世界においてですら彼は暴君と呼ばれたほどだった。
しかしそのような憎悪は魔帝をより喜ばせるだけだった。

以下略 AAS



102:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:05:09.76 ID:XVB8s0iW0
この魔帝に次いで権勢を振るったのは、
やはりアルゴサクスである。

彼がムンドゥスから攻撃を受けず、
さらには魔界第二の地位を得ていた理由は、
以下略 AAS



103:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:05:40.39 ID:XVB8s0iW0
こうしてアルゴサクスは、
魔帝から魔界のほぼ半分にも相当する領域を与えられ、
その権勢を振るうこととなった。
これは傍目からすると大変な大盤振る舞いであったが、
やはりアルゴサクスにとっては屈辱的であった。
以下略 AAS



104:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:06:07.08 ID:XVB8s0iW0
ただし大戦力ではあるも、やはり魔帝軍との差は歴然であり
この明らかな劣等もまた覇王の不満を募らせるものであった。

魔界半分を手中にしながらこうまで配下の差があったのは、
やはり魔界頂点たる魔帝のほうが人気があったために
以下略 AAS



105:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:06:33.15 ID:XVB8s0iW0
一方、スパーダの日常は、
魔帝や覇王とはまた異なるものだった。

その性格や武技から最強の魔界騎士、あるいは魔剣士とも呼ばれた彼は、
己の欲求に忠実という点では同じだったものの、
以下略 AAS



106:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:07:00.98 ID:XVB8s0iW0
武の探求に全てを捧げる姿は、武人気質な悪魔たちの信奉をも獲得した。
また彼の経歴もその人気に拍車をかけていた、
スパーダは侵犯者の第一世代ではなかったからである。

魔帝や覇王、アビゲイルらは
以下略 AAS



107:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:07:47.87 ID:XVB8s0iW0
そんな孤高の姿もまた一部の悪魔たちからは憧れとされたが、
彼自身はそういった周囲からの熱意にも無関心だった。

そもそも当時のスパーダは、他者の生命や人格そのものに無関心だった。
彼の行動を支配していたのはひたすらな武の探求願望、
以下略 AAS



108:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:08:17.45 ID:XVB8s0iW0
またもう一つ、その性格において魔帝や覇王とは大きく異なる点があった。

かの二柱は保身の塊であったが、
スパーダにはそれが無いも同然だったのである。
彼にとっては力の探求こそが全てであり、
以下略 AAS



109:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:08:51.38 ID:XVB8s0iW0

このように三柱はそれぞれのやり方で、
基本的には欲求に忠実に活動し、魔界を意のままにした。

もちろん下々がその状況を全て受け入れたわけではない。
以下略 AAS



110:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:09:19.03 ID:XVB8s0iW0
16 強者の悩み

ロキとロプト。
分離したとはいえ、その力が消滅したわけではない。
大元のエーシルを鑑みれば、隠遁した今もなお
以下略 AAS



313Res/336.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice