ドラ「のび太くんが」のび「ドラえもんが」「「消えた!!?」」
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◆86inwKqtElvs
[saga]
2022/02/10(木) 21:31:15.64 ID:7TpWqrtf0
「………?」
のび太が目を覚ました時、壁や天井全体がほんのりと光る不思議な部屋の中のベッドに眠っていた。窓はなく、家具もベッドぐらいしかない。唯一ある扉に向かって立ち上がろうとした時、
以下略
AAS
7
:
◆86inwKqtElvs
[saga]
2022/02/10(木) 21:32:34.10 ID:7TpWqrtf0
ドラえもんはタイムテレビで何とか過去の映像を探ろうとしていた。学校の玄関に場所を設定し、時間設定を弄っていく。だが普段ではあり得ないほどにノイズが多く、殆ど受信できていないに等しかった。
「ダメだ。やっぱりこのあたりは時空の揺らぎが強すぎて、タイムテレビで確認することもできない」
以下略
AAS
8
:
◆86inwKqtElvs
[saga]
2022/02/10(木) 21:33:23.35 ID:7TpWqrtf0
「でも?」
「亜空間で人が住み続ける環境を作るのってね、すごくコストがかかるんだ。そんなことをするのはタイムパトロールか、組織的な時空犯罪者ぐらいだ」
以下略
AAS
9
:
◆86inwKqtElvs
[saga]
2022/02/10(木) 21:34:12.31 ID:7TpWqrtf0
「やあ。僕はこの組織のサブリーダーをしている者だ」
のび太は青年と対面していた。
20代ぐらいに見える。
以下略
AAS
10
:
◆86inwKqtElvs
[saga]
2022/02/10(木) 21:34:41.14 ID:7TpWqrtf0
「うーん、うーん」
可能性を信じてぽいぽいと道具を四次元ポケットから取り出していくが、やはり時空に関する道具は殆ど使い物にならない。
以下略
AAS
11
:
◆86inwKqtElvs
[saga]
2022/02/10(木) 21:35:13.22 ID:7TpWqrtf0
「うーん、うーん」
可能性を信じてぽいぽいと道具を四次元ポケットから取り出していくが、やはり時空に関する道具は殆ど使い物にならない。
以下略
AAS
12
:
◆86inwKqtElvs
[saga]
2022/02/10(木) 21:36:14.42 ID:7TpWqrtf0
のび太は予感を抱えていた。
あの頭脳明晰で運動神経も抜群な出木杉くんが、副リーダーをしている組織。
そんな組織のリーダーは誰だろうか、というと……
以下略
AAS
13
:
◆86inwKqtElvs
[saga]
2022/02/10(木) 21:37:31.67 ID:7TpWqrtf0
「で、ドラえもんもさ、過去を変えようとしてたじゃない。僕らを良くすることで。でもそれは逮捕されない。不思議に思ったことはない?」
「んー、言われてみれば」
以下略
AAS
14
:
◆86inwKqtElvs
[saga]
2022/02/10(木) 21:38:02.54 ID:7TpWqrtf0
「でもそれは、本流だけしか見てないからなんだ」
大人ののび太は、寂しそうに笑う。
以下略
AAS
15
:
◆86inwKqtElvs
[saga]
2022/02/10(木) 21:41:09.28 ID:7TpWqrtf0
もう遅いからいったん帰ろうと、ドラえもんはそう三人に切り出すと、案の定ジャイアンが怒って、だけど家族が心配するからとなだめて、ようやく帰っていった。
時空間に関する道具はやっぱり使えないままだったし、ドラミとも連絡が取れない。今できることは何もなかった。
以下略
AAS
16
:
◆86inwKqtElvs
[saga]
2022/02/10(木) 21:41:56.54 ID:7TpWqrtf0
「キミたちは何の活動をしてるの? 人を傷つけてるの?」
「ドラえもん、僕がそんなことをすると思う?」
「しない、けど、タイムパトロールはそう思ってる……」
以下略
AAS
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