女騎士「くっ、体が熱い……、貴様!私に何を飲ませた!?」オーク「ククク……」
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◆5nzE3xZDiA
2021/12/11(土) 05:07:51.40 ID:qb31UCBUo
オーク「クックック。相当ダメージを受けているようだがさらに追い打ちをかけてやろう。さあ、唐辛子ウォッカを飲んだ直後にこいつを喰ってもらおうか!」
女騎士「そ、それは……!ウィンナーではないか!し、しかし焼き目がないぞ!どういうことだ!?ウインナーと言えば焼き目のついたパリッとした皮がなければ魅力が半減だ!」
オーク「今日のウィンナーは焼きではない。茹でだ」
以下略
AAS
3
:
◆5nzE3xZDiA
2021/12/11(土) 05:09:07.85 ID:qb31UCBUo
オーク「さて、ではいったん薄茶で口の中を流してもらおうか。そしたらお次はこれだ!飲んでみろ」
女騎士「こ、これは……?」
女騎士「か、辛い!だが唐辛子ではない!いったい何なんだこれは!」
以下略
AAS
4
:
◆5nzE3xZDiA
2021/12/11(土) 05:10:00.27 ID:qb31UCBUo
オーク「さあ、今度はわさび酒と一緒にこいつを喰ってみろ!」
女騎士「こ、これは、ざるそば……?ふん、語るに落ちたなオーク!」
オーク「なんだと?」
以下略
AAS
5
:
◆5nzE3xZDiA
2021/12/11(土) 05:10:58.97 ID:qb31UCBUo
オーク「さて、そろそろトドメといくか……。さあ、これを飲め!」
女騎士「この美しい琥珀色、力強い芳醇な香り……、これはウイスキーか!」
オーク「いかにも。シングルモルトで癖の強い濃厚なタイプの銘柄だが、果たしてお前に味が分かるかな?」
以下略
AAS
6
:
◆5nzE3xZDiA
2021/12/11(土) 05:12:00.04 ID:qb31UCBUo
オーク「そしてそのウイスキーに最高に合うアテが……、あ!し、しまった!」
女騎士「ど、どうしたんだオーク!」
オーク「うーむ、俺としたことが……、そのウイスキーのアテとして鶏の手羽元の煮込みを出す予定だったんだが」
以下略
AAS
7
:
◆5nzE3xZDiA
2021/12/11(土) 05:13:01.79 ID:qb31UCBUo
女騎士「ふふ」
オーク「ば、馬鹿な、ちゃんと骨の旨味が肉や煮汁に出ている!それにタレの旨味も肉の奥深くまでしっかり沁みこんでいる!」
オーク「しかも照り焼きのような香ばしい風味まであって実に美味い!これはただ煮込んでも出ない味だ!」
以下略
AAS
8
:
◆5nzE3xZDiA
2021/12/11(土) 05:13:56.12 ID:qb31UCBUo
女騎士「説明は最後まで聞け。鍋で手羽元を煮込んだ場合、手羽元の温度は煮汁の温度より上がらない」
オーク「まあ当然だな。煮汁を通じて熱を伝えるんだから」
女騎士「そして煮汁は沸騰するとそれ以上温度は上がらない。その温度は気圧や煮汁の成分の濃度によっても多少変化はするがだいたい100℃くらいだ」
以下略
AAS
9
:
◆5nzE3xZDiA
2021/12/11(土) 05:15:11.88 ID:qb31UCBUo
オーク「……しかし、俺はこれまで電子レンジなど冷えた飯を温めるためのものとしか思っていなかったが」
オーク「ちゃんと原理を理解していれば美味しい料理も作れるんだな」
女騎士「お前は機械音痴だからな」
以下略
AAS
10
:
◆5nzE3xZDiA
2021/12/11(土) 05:16:25.29 ID:qb31UCBUo
女騎士「プロが使う業務用の電子レンジなら食材の温度に合わせて自動的に出力を切り替えてくれるものもあるらしいが」
女騎士「ものすごく値段が高いらしい。何十万円もするとか」
オーク「うーむ、俺達のような趣味で料理をするだけの一般人がそこまでのものを買うべきかは疑問だな」
以下略
AAS
11
:
◆5nzE3xZDiA
2021/12/11(土) 05:19:36.26 ID:qb31UCBUo
お終い
12
:
名無しNIPPER
[sage]
2021/12/12(日) 01:21:51.87 ID:7njUUmowO
料理は科学
乙
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