女騎士「くっ、体が熱い……、貴様!私に何を飲ませた!?」オーク「ククク……」
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◆5nzE3xZDiA
2021/12/11(土) 05:07:51.40 ID:qb31UCBUo
オーク「クックック。相当ダメージを受けているようだがさらに追い打ちをかけてやろう。さあ、唐辛子ウォッカを飲んだ直後にこいつを喰ってもらおうか!」
女騎士「そ、それは……!ウィンナーではないか!し、しかし焼き目がないぞ!どういうことだ!?ウインナーと言えば焼き目のついたパリッとした皮がなければ魅力が半減だ!」
オーク「今日のウィンナーは焼きではない。茹でだ」
女騎士「くっ、茹でだと?いったい何を考えているというのだ……」モグモグ
女騎士「うぅ、これは、美味い!弾けるようなプリプリの皮の弾力にまろやかな肉の旨味!それをウォッカに溶けた唐辛子の風味が高める!」
オーク「ふっふっふ。焼いたウィンナーももちろん美味いが茹でたウィンナーは皮がプリプリになりまた違った食感を楽しめる」
オーク「さらに余分な脂が抜けるし中心まで均一に火が通るから焼きよりも中身の肉がまろやかになるのさ!」
女騎士「まさか茹でウィンナーがこれほどまでとは……、だがこの後口に残る純粋でストレートな旨味は一体何なんだ!?茹でただけでこうはなるはずがない!」
オーク「舌に残ったアルコールによって本来は混ざらない脂の旨味と純粋な唐辛子の旨味が混じりあったのさ!」
女騎士「なんだと!?そんな現象が私の口の中で起こっていたというのか!?」
オーク「この唐辛子ウォッカとウインナーの味のテーマはピュアだ。雑味の少ないウォッカによって唐辛子のピュアな旨味を抽出する」
オーク「そしてウィンナーは茹でることで刺激の少ないまろやかな味わいに仕上げる」
オーク「両者は口の中でウォッカの濃いアルコールによって溶け合って舌の表面に残る」
オーク「そして肉のしつこさは唐辛子の辛味によって中和され、唐辛子の尖った辛味は肉の旨味で中和される」
オーク「後には旨味の快楽だけが口に残り、最高の後口を演出するというわけさ!」
女騎士「ぐぅ!つ、つけ入る隙がない……」
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