女騎士「くっ、体が熱い……、貴様!私に何を飲ませた!?」オーク「ククク……」
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5: ◆5nzE3xZDiA
2021/12/11(土) 05:10:58.97 ID:qb31UCBUo
オーク「さて、そろそろトドメといくか……。さあ、これを飲め!」

女騎士「この美しい琥珀色、力強い芳醇な香り……、これはウイスキーか!」

オーク「いかにも。シングルモルトで癖の強い濃厚なタイプの銘柄だが、果たしてお前に味が分かるかな?」

女騎士「舐めるな!女は甘い口当たりの良い酒が好きというのはただの偏見にすぎん!」

女騎士「ウイスキーは癖が強いくらい濃厚なほうが飲み応えがあるというものだ!……むぅ!?」

オーク「くくく……」

女騎士「ぐぅ!予想をはるかに上回るスパイシーさ!ピリリとした辛味……、これは、まさか……」

女騎士「そうか!これは胡椒か!オーク!貴様!ウイスキーに胡椒を振り交ぜたな!」

オーク「ご明察だ。いかにも胡椒入りウイスキーよ!」

女騎士「くぅ、確かにウイスキーの中には胡椒に似たスパイシーさがある銘柄もあるが、本物の胡椒を入れるなんて……」

女騎士「これでは元々のきつい風味がさらにとげとげしく、強烈に荒ぶっているではないか!こんなもの飲めたもののはずが……」

オーク「ハーハッハッハ!体は正直なようだな!女騎士さんよ!口ではそう言いつつもウイスキーを飲む手が止まっていないぜ!」

女騎士「ば、馬鹿な……、私の口がこの刺激的なウイスキー体験をさらに欲しているとでもいうのか!?」

オーク「くっくっく。じっくり味わえば胡椒の辛味がウイスキーの熟成香を引き締めて濃厚な旨味に一本の筋を通していることが分かるはずだぜ」

女騎士「おのれ、なんという力強い組合せだ……、とても抵抗できない!」


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