女騎士「くっ、体が熱い……、貴様!私に何を飲ませた!?」オーク「ククク……」
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10: ◆5nzE3xZDiA
2021/12/11(土) 05:16:25.29 ID:qb31UCBUo
女騎士「プロが使う業務用の電子レンジなら食材の温度に合わせて自動的に出力を切り替えてくれるものもあるらしいが」

女騎士「ものすごく値段が高いらしい。何十万円もするとか」

オーク「うーむ、俺達のような趣味で料理をするだけの一般人がそこまでのものを買うべきかは疑問だな」

女騎士「さて、調理談義はこのくらいにして、飲もうじゃないか」

オーク「ああ、そうだな。ふふ。濃厚でスパイシーな胡椒入りウイスキーが濃い目の煮汁の和風煮込みに合うんだよこれが」

オーク「肉と胡椒の相性の良さは言うまでもないが、醤油と味醂の濃厚な味わいがウイスキーの強さに負けないからな」

女騎士「くー、実に美味い!和食というとあっさりというイメージがあるがこういう濃厚な煮込み料理も最高だ!」

オーク「最初のウォッカや日本酒も残ってるし乾き物もある。好みで飲んでくれ」

女騎士「お、すまんな。うん、美味い。日本酒もこの手羽元に合う」

オーク「ちなみに手羽元の煮汁は骨のゼラチン成分が溶け込むから冷蔵庫で冷やしておけば煮凝りになってこれまた美味い」

オーク「一度口を付けた煮汁を使う場合は火を通して殺菌してから行うべきだろうな」

オーク「今からだと出来るのは明日になるが」

女騎士「煮凝りか!それも美味そうだな。せっかくだ。明日も一緒に飲んでやってもいいぞ」

オーク「なんでそんなに上から目線なんだよ。別にいいけど」

オーク「さて、今日は最近急に冷えたから体を温められるような香辛料と酒というテーマだったがどうだった?」

女騎士「うむ。実に美味かった。香辛料を酒に溶かすだけで思いがけない美味さになるものだな」

オーク「酒に混ぜると美味しくなるものってのはけっこうあるんだ。色々試してみると面白いぜ」

女騎士「考えてみればカクテルと同じ発想か」

オーク「カクテルにもスパイスを入れるものやスープを入れるものも結構あるからな」

女騎士「確かに。固定概念は良くないな」

オーク「さて、こんなところで今日はお開きにするか」

女騎士「うむ。明日の煮凝りも楽しみにしてるぞ」


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