結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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725: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/08(土) 11:23:15.73 ID:Q+V+Oj11o


 少年院の敷地内を一人の少年が歩いていた。
 海原光貴。暗部組織『グループ』の構成員の少年だ。
 彼の任務は外周の警備。グループに仇をなす者の外からの侵入を防ぐために行動している。
以下略 AAS



726: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/08(土) 11:24:47.62 ID:Q+V+Oj11o


?????「見つけたぞ」


以下略 AAS



727: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/08(土) 11:25:42.69 ID:Q+V+Oj11o


番外個体「えつぁり……?」


以下略 AAS



728: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/08(土) 11:26:16.84 ID:Q+V+Oj11o


 第七学区と第一〇学区の境目辺りに建てられた建物。一階と二階が吹き抜けになっているのが特徴の巨大な倉庫だ。
 中央には巨大な物資運搬用のリフトが設置されていて、広大な空間内でスムーズな荷の移動が可能となっている。
 各階には外部から搬入された物資が詰め込まれたコンテナが、倉庫内に隙間がないと思えるほどたくさん並んでいた。
以下略 AAS



729: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/08(土) 11:27:00.96 ID:Q+V+Oj11o


 博士と犬型のロボットは足音のする方向へ目を向ける。
 照明がついていない暗がりの通路から、二人の人間がゆっくりと姿を現した。
 その姿を捉え、博士はメガネのズレを直しながら、
以下略 AAS



730: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/08(土) 11:27:50.71 ID:Q+V+Oj11o


博士「楽しいかね? 生温い表の世界で幼稚な会社を作り、お山の大将を気取れるその生活が」

博士「従犬部隊(オビディエンスドッグ)と言ったかね? 従業員は当時の猟犬部隊(ハウンドドッグ)の部下だったか。そんな使い捨てのクズどもを起用するとは情でも移ったのかね?」
以下略 AAS



731: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/08(土) 11:29:00.84 ID:Q+V+Oj11o


数多「部下に情が移っただぁ? 新しい人員を補充するのが面倒だったからそのまま使ってやってるだけだ!」

数多「そこで寝ているクソガキに庇護欲が湧いただぁ? テメェは耳元でギャンギャン鳴く糞犬にそんな感情が湧くのかぁ? 俺には到底無理だねぇ!」
以下略 AAS



732: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/08(土) 11:29:35.94 ID:Q+V+Oj11o


 顎に手を当て三秒ほど考えてから、


以下略 AAS



733: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/08(土) 11:30:34.78 ID:Q+V+Oj11o


 ガシャコン!! と一〇〇機のガトリングレールガンの安全装置が外れる音が鳴る。
 数多はため息をつき、隣に立つ円周を見て、

以下略 AAS



734: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/08(土) 11:31:41.88 ID:Q+V+Oj11o


 ドゴゴゴゴッ!! という連続した爆発の音が鳴る。
 木原円周の正面に立つガトリングレールガンが発射された音だ。
 音速の三倍を超える速度の砲弾が、毎分四〇〇〇発もの速度で、障害物を食い破りながら襲いかかる。
以下略 AAS



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