結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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685: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/26(日) 00:45:28.81 ID:Ud1c3PHRo
 
 
 超能力者(レベル5)? 自分が? 何で? 次々と疑問符が湧いてくる。
 たしかに一時期、次期レベル5だとか言われて持て囃されていた時期があった。
 その時は自分もそうなんだろう、そうなるのだろうといい気になっていたと思う。
以下略 AAS



686: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/26(日) 00:48:32.89 ID:Ud1c3PHRo
 
 
 研究価値を見出したということは、今もなお自分のデータを収集して分析をしている機関が存在しているはずだ。
 そういうところは能力についてだけではなく、その使用者のパーソナルデータも用意周到に集めている。
 つまり、『仲間』たちの消息というパーソナルデータを持っている研究機関がどこかにあるかもしれない。
以下略 AAS



687: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/26(日) 00:50:02.77 ID:Ud1c3PHRo
上条さんの食蜂専用記憶喪失の仕組みあんま理解してないから描写ミスってるかもやけどままえやろ

次回『S8.AM04:00』


688: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/01(土) 11:16:32.30 ID:31eSI50lo
あけましておめでとうございます
元旦からSSなんて投下してなにやってんだよこいつ

投下


689: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/01(土) 11:17:25.31 ID:31eSI50lo


S8.AM04:00


以下略 AAS



690: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/01(土) 11:18:38.80 ID:31eSI50lo


 結標淡希はビルの屋上に立ち、ある建物を眺めていた。
 それは第一〇学区にある学園都市唯一の少年院。

以下略 AAS



691: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/01(土) 11:20:37.61 ID:31eSI50lo


 結標淡希は二つの情報を手に入れていた。
 一つはかつての『仲間』たちの居場所。それを知ることができたから今ここに立っている。
 そしてもう一つは、少年院のセキュリティーについての情報だ。
以下略 AAS



692: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/01(土) 11:22:13.26 ID:31eSI50lo


 結標が少年院へ侵入している同日同時。御坂美琴と打ち止めが宿泊している第七学区のホテル。
 時間が時間のため大半の宿泊客は眠りについている。それは少女二人も同じことだろう。
 だからホテルの廊下はほとんど人通りがなく、深夜勤務のホテルの従業員がたまに通るくらいか。
以下略 AAS



693: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/01(土) 11:23:56.50 ID:31eSI50lo


 ドゴォン、という轟音が鳴り響き、とある高級ホテルの一室にある窓から爆風が巻き起こった。
 窓ガラスの破片や家具だったものが窓から下へと落下していく。
 ホテルの入り口前に待機していたガードマンと思われる男たちが慌てふためいている様子が見える。
以下略 AAS



694: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/01(土) 11:25:03.73 ID:31eSI50lo


打ち止め「……あれ? どうしてミサカは外にいるの? ってミサカはミサカは辺りを見回しながら聞いてみる」

美琴「ごめんね。ちょっと不味い状況になっちゃったからホテルを出たのよ」
以下略 AAS



695: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/01(土) 11:26:43.34 ID:31eSI50lo


上条「ここってどこなんだ?」

A子「どこって、ただの少年院よぉ?」
以下略 AAS



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