581: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:28:58.87 ID:EQdefISBo
閉鎖された研究施設の地下にあった工場のような場所。
その中の一角で一方通行は息を荒げながら立っていた。
582: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:32:04.68 ID:EQdefISBo
一方通行(空間転移をするためには何らかの条件があって、それを満たせなかったから避けられなかった、ってことか?)
583: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:34:48.08 ID:EQdefISBo
一方通行(コイツらのテレポートは能力によるモノじゃなく機械によるモノ。この床のあちこちにあるパネルが全部繋がっていて、そのパネル間を自由に転移できるっつゥヤツだ)
584: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:37:31.79 ID:EQdefISBo
初春「――この状況を打破する方法、一つ思いつきました」
585: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:39:11.67 ID:EQdefISBo
代償。
その重苦しい言葉を聞き黒子は息を飲み込んだ。
586: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:41:23.57 ID:EQdefISBo
初春「何と言いますか、上条さんのことを見ていると、その、私にでも何かできることがあるんじゃないか、って思いまして」
黒子「……貴女、もしかしてあの腐れ類人猿のことが……!?」
587: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:42:49.08 ID:EQdefISBo
ジャッジメント二人がいるブースから少し離れた場所にある応接スペース。
ソファに座ってトランプのカード一枚を片手に何かを考えている御坂美琴がいた。
588: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:44:03.58 ID:EQdefISBo
佐天「そうですね。じゃあ、あたしも帰ろっかな」
589: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:47:13.85 ID:EQdefISBo
一方通行はテレポートを使用する赤い駆動鎧を全滅させ、地下施設の奥に来ていた。
先程までの工場のような背景からは一転して、いかにもな研究施設の中のような廊下を一方通行は歩いている。
しばらく歩くと、分厚そうな鋼鉄の扉に五種類くらいの認証システムを取り付けた、いかにも大事なモノを置いていますよと言う雰囲気を放つ部屋を見つけた。
590: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:48:57.65 ID:EQdefISBo
『空間移動中継装置(テレポーテーション)計画』。
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