554: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:25:00.92 ID:WGxiRQYAo
せっかく来る場所がわかっていても、ターゲットが来たときに自分たちがいなければ意味がない。
一刻も早く動くべき状況だ。しかし、麦野は特に慌てた様子もなく、
555: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:26:29.19 ID:WGxiRQYAo
フレンダフレンダフレンダと自分の名前を連呼する同僚たち三人に向かって、フレンダは人差し指を口元に持っていき黙れのジェスチャーをする。
もちろん意図がわからない三人は揃って首を傾げた。
そんなことをしているうちに、店員に席を案内されていた少女二人は斜向かいの席に座った。
556: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:27:13.30 ID:WGxiRQYAo
一方通行「チッ、遅かったか……」
557: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:28:19.34 ID:WGxiRQYAo
上条「そう……だったのか」
558: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:29:21.16 ID:WGxiRQYAo
上条「俺なんかが結標に会ったところで何が出来るかなんてわからない。けど、歯を食いしばってこのまま何もしないなんてこと俺には耐えられねえよ」
美琴「……はぁ、言うと思った。わかってたわ、アンタがそういうヤツってことは」
559: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:30:11.58 ID:WGxiRQYAo
あまりに斜め上過ぎる言葉を聞いて戸惑いながらも、上条は携帯電話を出した。
こちらが番号になりますんで、と初春が番号の書かれたメモ用紙を差し出す。
560: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:30:54.55 ID:WGxiRQYAo
一方通行が目的地である日高新薬研究センターにたどり着いて三〇分ほど経過していた。
ずっと様子をうかがってはいたが、関係者と思われる人や車が何回か出入りしただけでとくに異変のようなものは見つからなかった。
561: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:31:25.81 ID:WGxiRQYAo
自動販売機で買った缶コーヒーを開け、一口含む。
少年に、近づく人影達があった。
562: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:35:18.27 ID:WGxiRQYAo
行間主人公化とした一方さん
次回『S5.空間移動中継装置計画(テレポーテーションけいかく)』
563: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 22:45:39.60 ID:EQdefISBo
今回で実はあれそうやったんかみたいな話出るけど8割くらい後付サクサク
投下
564: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 22:48:29.46 ID:EQdefISBo
S5.空間移動中継装置計画(テレポーテーションけいかく)
固法「――まったく、ここは溜まり場じゃないって何度言えば……というか何か増えてるし」
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