543: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:07:38.78 ID:WGxiRQYAo
ビルの入り口から徒歩一分もかからないところに自動販売機はあった。
中身のバリエーションは、相変わらず学園都市独特の変わった飲み物が並んでいる。
だが、彼女たち学園都市の住人からしたら見慣れたものなので、特に気にすることなく硬貨を自動販売機へ入れていく。
544: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:09:02.88 ID:WGxiRQYAo
黒子は自席で頬杖を突きながら、パソコンのディスプレイをぼーっと眺めていた。
画面には一人の少女のパーソナルデータが映し出されている。
545: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:10:58.97 ID:WGxiRQYAo
ソファに座っている少年の隣に黒子は座り、傷の確認をする。
546: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:12:48.21 ID:WGxiRQYAo
黒子「続いて洗浄スプレーで傷口を洗い流します。少し痛むとは思いますが我慢してくださいな」
547: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:14:03.49 ID:WGxiRQYAo
佐天「よし! 一件落着しましたのでこれからみんなでお昼にいきましょー!」
初春「ちょっと佐天さん!? まだ話終わってませんよ!」
548: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:15:31.05 ID:WGxiRQYAo
上条「じゃあ行くよ。世話になった」
549: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:17:20.97 ID:WGxiRQYAo
初春「どうなんですか?」
黒子「……関係、ありませんの」
550: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:18:48.75 ID:WGxiRQYAo
黒子「…………はぁ」
551: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:21:51.84 ID:WGxiRQYAo
お昼時。とあるファミレスの一角にある六人掛けのボックス席に四人の少女たちが座っていた。
麦野沈利。フレンダ=セイヴェルン。絹旗最愛。滝壺理后。
学園都市の非公式の暗部組織『アイテム』の顔触れだ。
552: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:22:38.35 ID:WGxiRQYAo
絹旗「超捕獲するためにはまず座標移動を見つけなければいけないわけですが」
フレンダ「見つけるなら滝壺の能力追跡(AIMストーカー)を使えばすぐじゃない?」
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