528: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 22:47:22.22 ID:WGxiRQYAo
表の世界や学園都市の闇などという言葉を平然と口に出す芳川。
そんな彼女を見ながら美琴は尋ねる。
529: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 22:48:29.63 ID:WGxiRQYAo
美琴「あなたにとって、打ち止めは何なんですか?」
530: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 22:50:06.61 ID:WGxiRQYAo
とあるホテルの一室。
一方通行はベッドの上に座り、コンビニで買ってきたフライドチキンをかじりながら、テレビの画面を見ていた。
531: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 22:51:30.71 ID:WGxiRQYAo
第七学区。人通りの少ない裏通り。
道路沿いに黒塗りのキャンピングカーが一台停まっていた。
その中にある居住スペースに四つの人影があった。
532: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 22:53:14.68 ID:WGxiRQYAo
土御門「とりあえず結標は生きて回収する。そのためにお前たちは常に対空間移動能力者用の拘束具を常に携帯しておけ」
黒夜「面倒臭いなー。脳みそが無事ならいいって書いてあるんだから、サクッと心臓ぶち抜いて上に報告すりゃいいと思うけどね」
533: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 22:54:53.17 ID:WGxiRQYAo
上条「……げっ、昼メシに食べられるもん何にも残ってねえじゃねえか」
534: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 22:56:22.49 ID:WGxiRQYAo
春休み期間ということもあって朝から私服の学生たちが闊歩している街中の歩道。
その中で二人の少女が仲良く手をつないで歩いていた。
御坂美琴と打ち止め。知らない人が見れば姉妹が一緒におでかけしているのだと思うだろう。
535: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 22:57:32.08 ID:WGxiRQYAo
美琴「どうしたの黒子!? 初春さん!?」
初春「み、御坂さん!?」
536: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 22:58:31.23 ID:WGxiRQYAo
黒子「……言っておきますがお姉様? ここは託児所ではありませんのよ?」
美琴「わ、わかってるわよそれくらい!」
537: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 22:59:59.18 ID:WGxiRQYAo
スーパーからの帰路。
上条当麻は食材やら何やらが入ったレジ袋を片手に街中を歩いていた。
538: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:01:20.72 ID:WGxiRQYAo
上条「お、おい結標。それなんだよ……? もしかして血じゃ――」
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