結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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535: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 22:57:32.08 ID:WGxiRQYAo


美琴「どうしたの黒子!? 初春さん!?」

初春「み、御坂さん!?」

黒子「お姉様……」


 美琴の目に映ったのはデスクチェアに座って腕と足を組んだ白井黒子と、その目の前に食って掛かるように立っている初春飾利だった。


美琴「ど、どうしたのよ二人とも。二人してそんな怖い顔して」

黒子「いえ、何でもありませんわ」

美琴「何でもないってことはないでしょ」

黒子「お姉様には関係ありませんの。わたくしたち一七七支部の中の問題ですので」

初春「…………」


 支部内に重苦しい空気に包まれた。
 なにを喋ろう。
 この雰囲気をどうにかしようと頭をフル回転させる美琴をよそ目に一人の少女が発言する。
 

打ち止め「ねえねえ。よくわかんないけどケンカはいけないと思うよ二人とも、ってミサカはミサカは殺伐とした空気を和らげる清涼剤になってみたり」

黒子「!? ち、小さいお姉様!?」

初春「たしか御坂さんの従妹の……打ち止めちゃんでしたっけ?」

打ち止め「お久しぶりだねクロコお姉ちゃんにカザリお姉ちゃん! ってミサカはミサカは再会の挨拶をしてみる」

初春「どうしてこんなところに?」

美琴「ああ、ごめんね。今私この子の面倒見てて」

初春「そうだったんですねー。あっ、打ち止めちゃんなにか飲みます? って飲み物何かあったかなー?」


 わーい、とハシャギながら打ち止めはソファの上に飛び乗った。
 それに続いて美琴もソファに腰掛ける。





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