509: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/27(土) 23:46:30.12 ID:G65aU121o
黒子の真剣な目付きからどうやら彼女の決意は堅いようだ。
それを察した美琴は諦めのため息をついた。
510: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/27(土) 23:49:49.96 ID:G65aU121o
その言葉に美琴が理解したような反応をする。
511: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/27(土) 23:54:53.76 ID:G65aU121o
美琴「精神系能力者に治させるとかは? 食蜂のヤツはもちろん、食蜂以外でも記憶喪失を治せるような精神系能力者の人がいると思うわ」
一方通行「そォだな。それが可能なら一番イイ方法だ。けど、実際に今日までその方法が使われてないっつゥことはそれができなかったっつゥことだ」
512: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/27(土) 23:58:26.04 ID:G65aU121o
一方通行「そォだ。オマエはジャッジメントとして上からの指令に忠実に動いた。だが、そンなオマエでも何あったンじゃねェのか? 今回の任務の中で違和感が」
黒子「そんな……」
513: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/28(日) 00:00:33.07 ID:MJMUKdI8o
一方通行「……ふっざけやがって」
514: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/28(日) 00:02:11.65 ID:MJMUKdI8o
ピィー!! ピィー!! ピィー!!
515: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/28(日) 00:05:43.53 ID:MJMUKdI8o
一方通行の中にはすぐコンタクトの取れる宛が二人いた。
一人は木原数多。元暗部組織『猟犬部隊(ハウンドドッグ)』に所属していた男。
516: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/28(日) 00:08:17.76 ID:MJMUKdI8o
一方通行「そォいや今日のメシはハンバーグだったか」
517: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/28(日) 00:11:22.01 ID:MJMUKdI8o
一方通行「悪りィ、起こしちまったか」
打ち止め「ううん、いいよ。おかえりなさい。随分と遅くまで遊んでいたんだね、ってミサカはミサカは時計を見ながら言ってみる」
518: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/28(日) 00:13:45.34 ID:MJMUKdI8o
打ち止めは一方通行を見上げながら、
519: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/28(日) 00:15:37.14 ID:MJMUKdI8o
阿部食品サンプル研究所第三支部。
第一〇学区にある、文字通り次世代の食品サンプルを開発ために尽力している研究施設。
ここが開発した『本物と全く同じ感触で同じ匂いのする食品サンプル』は学園都市の中でも一時期話題になったことがある。
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