505: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/27(土) 23:37:09.14 ID:G65aU121o
黒子「……では、少し話が逸れましたので戻しますわ。彼女と接触したときの会話は、軽い尋問のようなことをしました」
一方通行「尋問だと?」
506: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/27(土) 23:38:32.09 ID:G65aU121o
美琴「黒子……あっ、そういえば」
507: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/27(土) 23:40:34.88 ID:G65aU121o
風紀委員(ジャッジメント)の同僚との通話を終えた黒子が端末を切った。
険しい表情をしている黒子を見て、美琴が問いかける。
508: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/27(土) 23:43:49.72 ID:G65aU121o
黒子「そういえば貴方は、結標淡希と恋人関係にあると言ってらっしゃいましたよね? もしかして恋人を病院送りにしたということなのですか貴方は?」
一方通行「イイや、違う。そのときの俺たちは初対面の完全な他人だった。アイツとそォいう関係になったのはもっと先、最近のことだ」
509: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/27(土) 23:46:30.12 ID:G65aU121o
黒子の真剣な目付きからどうやら彼女の決意は堅いようだ。
それを察した美琴は諦めのため息をついた。
510: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/27(土) 23:49:49.96 ID:G65aU121o
その言葉に美琴が理解したような反応をする。
511: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/27(土) 23:54:53.76 ID:G65aU121o
美琴「精神系能力者に治させるとかは? 食蜂のヤツはもちろん、食蜂以外でも記憶喪失を治せるような精神系能力者の人がいると思うわ」
一方通行「そォだな。それが可能なら一番イイ方法だ。けど、実際に今日までその方法が使われてないっつゥことはそれができなかったっつゥことだ」
512: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/27(土) 23:58:26.04 ID:G65aU121o
一方通行「そォだ。オマエはジャッジメントとして上からの指令に忠実に動いた。だが、そンなオマエでも何あったンじゃねェのか? 今回の任務の中で違和感が」
黒子「そんな……」
513: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/28(日) 00:00:33.07 ID:MJMUKdI8o
一方通行「……ふっざけやがって」
514: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/28(日) 00:02:11.65 ID:MJMUKdI8o
ピィー!! ピィー!! ピィー!!
515: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/28(日) 00:05:43.53 ID:MJMUKdI8o
一方通行の中にはすぐコンタクトの取れる宛が二人いた。
一人は木原数多。元暗部組織『猟犬部隊(ハウンドドッグ)』に所属していた男。
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