506: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/27(土) 23:38:32.09 ID:G65aU121o
美琴「黒子……あっ、そういえば」
少し悲しげな表情を黒子が浮かべている中、美琴があることに気付く。
美琴「その会話してからよね? 結標が急にうずくまったのは?」
一方通行「その話っつゥのは、白井の名前を確認したっつゥ会話のことか?」
黒子「たしかそうでしたわね。急なことでしたので忘れていましたわ」
一方通行(やっぱりそォか。オマエはもォ……)
一方通行は何かを悟った。
そして、そのことから目を背けるように再び星空を見上げた。
その様子を見て少女二人が首を傾げる。
黒子「ところでもうお話はよろしくて? そろそろわたくしも追跡の任に戻らないと仲間たちに不審がられますの」
一方通行「ああ。悪かったな」
美琴「ありがとね黒子」
黒子「はい。では――」
黒子が動こうとした瞬間、ピピピという電子音が流れた。
その音源は黒子の持つ携帯端末からのようで、少女は携帯端末のボタンを押し通話モードにした。
黒子「こちら白井です。遅くなってすみません、今から追跡班に戻りますの」
謝りの言葉を返し、通話中いくつかの返事した。どうやら指示か何かを受けているのだろう。
そのあとさらにいくつか返事をすると、
黒子「――えっ?」
黒子の表情に驚きのようなものが現れた。
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