2: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/07/03(土) 07:35:28.83 ID:w7niixZB0
千夜「お前をどう身動きが取れなくするか考えていましたが、こうもすんなりといくと笑えてきます」
武内P「白雪さん……な、何故? 私が……いったい何をっ」
千夜「少し調べたいことがあったのですが、お前が素直に協力してくれそうになかったもので」
3: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/07/03(土) 07:36:45.96 ID:w7niixZB0
千夜「私の体験を話せばわかりやすいでしょうか? 私の生まれは北海道です。北海道を離れて驚いたことの一つに、生まれて初めて見たゴキブリの存在があります。5センチほどの黒光りするおぞましい生物を、お嬢さまのためにと必死になって殺しました」
千夜「そしてようやく動かなくなったソレを見て気づきました。5センチほどに見えたソレは、せいぜい3センチぐらいだったと」
武内P「実際より、大きく見えていたと」
4: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/07/03(土) 07:37:30.14 ID:w7niixZB0
千夜「……目を閉じていいのですか? 何をされるかわからなくなるのに?」
武内P「……」
千夜「大きい胸板だ」サワッ
5: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/07/03(土) 07:38:48.97 ID:w7niixZB0
武内P「誰か……私を……殺して」
千夜(来たなプレッシャー! 大丈夫、私は恐怖を感じていますが、為すべきことは覚えています)
千夜(この異常なまでの威圧感も、未知からくる恐怖にすぎません! 今ここで! こいつの大きさは15p定規で測れるものにすぎないと証明する!)
6: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/07/03(土) 07:39:30.29 ID:w7niixZB0
――
――――
――――――――
7: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/07/03(土) 07:40:20.53 ID:w7niixZB0
お・ま・け
〜まゆゆカリバー(約束された勝利のまゆ)〜
8: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/07/03(土) 07:41:08.79 ID:w7niixZB0
まゆ「……え?」
まゆP「だからなんで不思議そうな顔ができるんだオマエは……ハァ」
まゆ「あの……プロデューサーさん?」
9: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/07/03(土) 07:42:04.14 ID:w7niixZB0
まゆP(猫は可愛がってくれる人間を鋭くも見抜くが、女も猫と同じである。そう言ったのは塩野七生だっただろうか?)
まゆP(俺が何と言おうが、まゆはとっくに見抜いている。俺がどうしようもないほどに――まゆにイカれてしまっていることを!)
まゆ「……ごめんなさい、プロデューサーさん。どうしても確かめたいことがあって、プロデューサーさんを縛ってしまいました」
10: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/07/03(土) 07:43:09.04 ID:w7niixZB0
まゆ「まゆはプロデューサーさんのプロデューサーさんが、どのぐらいの大きさか知らない。だから怖いんです」
まゆP「……何を言い出してるんだ、君は」
まゆ「だって考えてもみてください。ここに15p定規があります」
11: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/07/03(土) 07:43:54.41 ID:w7niixZB0
――
――――
――――――――
17Res/31.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20