2: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/07/03(土) 07:35:28.83 ID:w7niixZB0
千夜「お前をどう身動きが取れなくするか考えていましたが、こうもすんなりといくと笑えてきます」
武内P「白雪さん……な、何故? 私が……いったい何をっ」
千夜「少し調べたいことがあったのですが、お前が素直に協力してくれそうになかったもので」
武内P「調べたいこと?」
武内P(ろくに身動きが取れない中で、白雪さんにここまでされるほどの恨みをいつ買ったのだろうかと焦燥に駆られた)
武内P(しかし彼女の口調は思いのほか明るく、それがますます私の混乱に拍車をかける)
武内P(部屋の外に聞こえるほど大声を出すべきでしょうか? しかしそうして騒ぎを大きくすれば、多数の人間に手錠で男を縛る白雪さんの姿が見られ、彼女の今後の人生を左右しかねない)
武内P(いったい、どうすれば……)
千夜「大人しくしてくれればすぐに終わります。そう、大人しくです。ふふ」
武内P(そう言って彼女が私の前にかざしたのは見慣れた文房具――15p定規でした)
武内P「私の何かを測るのですか? 別にこんなことをしなくても、言ってもらえたら協力――白雪さん?」
武内P(ふと、彼女の視線に違和感を覚えた。彼女は私の前に立っている。しかし私を見ているにしては、視線が下の方に向いている。いくら私が座った状態で拘束されているにしても、奇妙なほど下を向いている)
武内P(赤みを帯びたその表情は、手錠をかけるという暴挙に出たことへ恥じらいを覚えているのか。そう考えたのもつかの間のこと。彼女の視線の先に何があるのか気がついてしまう)
武内P(そこにあるのは――私の股間でした)
武内P「……ッ」ガタッ
千夜「プッ。何をしているんですか」
武内P(服の上からとはいえ、若い女の子に股間を凝視されていることに羞恥を覚え慌てて隠そうとしましたが、今の私にできるのはせいぜい内股になるぐらいのこと。私のささやかな抵抗は彼女を笑わせることしかできない。そしてその笑いは私に恐怖を教えた)
武内P(白雪さんが笑顔を見せてくれることは少ない。しかし笑わないわけではない。土に触れてすぐに溶けてしまう雪のような、淡いからこそ美しい笑顔。一度目にすれば忘れられない笑顔)
武内P(しかし今白雪さんが浮かべている笑顔は違う。氷漬けになった男を前に笑う、嗜虐と独占欲を顕《あら》わにする雪女のようです)
千夜「……先日(※)は、情けない姿を見せてしまいました」
※千夜「お前を監視する」武内P「?」
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千夜「意識が朦朧《もうろう》としているお前を押し倒していながら、あまりにお前のモノ(【武内君の年齢の数字】センチ)が凶悪すぎて萎縮してしまい、何もできずじまい」
千夜「しかし後になって思ったのです。本当にそこまで大きかっただろうか、と」
武内P「……どういう意味でしょうか?」
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