ドラ子・マルフォイ「私の妹になりなさい」ジニー・ウィーズリー「妹、ですか?」
1- 20
42:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 21:08:57.61 ID:ZxMTaX2QO
「ジニー!」

大きな広間に出た。そこにジニーが居た。
床に横になって、ぴくりとも動かない。
ハリーが駆け寄る。ネビルは慎重だった。
以下略 AAS



43:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 21:11:22.73 ID:ZxMTaX2QO
「日記……?」
「そう、日記だ」

ジニーの近くに日記が落ちている。
ハリーが盗まれた、あの日記だ。
以下略 AAS



44:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 21:14:22.83 ID:ZxMTaX2QO
「お前が、ヴォルデモート?」
「ほう? さすがにお前は我が名を恐れないか。誰もが恐れ、口にすることが出来ないよう、俺様が自分自身に名付けたこの名を!」

正体を明かしたリドルは不遜なハリーを鼻で笑いながら、自分を退けた要因を尋ねた。

以下略 AAS



45:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 21:16:43.91 ID:ZxMTaX2QO
「また火傷する気はないからな。お前は我が忠実なる蛇の王の餌食となって貰おう」

リドルが蛇語でバジリスクを呼んだ。すぐにハリーは目を閉じた。ネビルも目を閉じる。
バジリスクが寄ってきた。一か八か試そう。

以下略 AAS



46:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 21:19:31.54 ID:ZxMTaX2QO
「ええい、役立たずが! 目が見えないのなら音と匂いでポッターの息の根を止めろ!!」

リドルの命令に蛇の王は従わない。
しかし、バジリスクはもう1匹の獲物を見つけていた。じっと好機を伺っていたネビルだ。

以下略 AAS



47:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 21:21:53.59 ID:ZxMTaX2QO
「リドル、君の負けだ」
「はっ! あんな小僧に何が出来る!?」
「ネビルは強い」

ハリーはネビルを信じていた。本人よりも。
以下略 AAS



48:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 21:24:18.49 ID:ZxMTaX2QO
「ハリー……ジニーは無事かい?」

リドルとハリーの戦いが終わるのと同時に、バジリスクとネビルの戦いも終わった。
倒れ伏すバジリスク。しかし代償は大きい。

以下略 AAS



49:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 21:26:20.71 ID:ZxMTaX2QO
「ネビル・ロングボトム!!」

自分と似た境遇を持ち、それでも復讐に囚われないこの友は、ハリーの心の支えだった。
ハリーはネビルを信じていた。バジリスク相手でも無傷で勝利出来ると。しかし、彼はまだ若く、幼かった。あと少し、身長が高ければ。あと少し、腕や足が長かったならば。

以下略 AAS



50:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 21:29:18.89 ID:ZxMTaX2QO
「以上です、ダンブルドア先生」
「ご苦労じゃった、ハリー」

秘密の部屋から帰還したハリーはホグワーツに舞い戻ったダンブルドアに全てを語った。
ネビルが危うく死にかけたこともあり、ハリーは内心穏やかではなかった。
以下略 AAS



51:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 21:32:22.88 ID:ZxMTaX2QO
「みっともなく泣き喚いても、力を振り翳しても、それで解決する問題だけではない」

それでもそうすることしか出来なかった。
そうならないようにしようとしても、そうなってしまえばどうすることも出来ない時がある。

以下略 AAS



60Res/68.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice