僕っ娘剣士「黙れ犬!僕を女扱いするな!」少年「でも、お嬢は女だし……」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/19(土) 20:01:57.71 ID:ZPljtdP8O
「起きろ」
「うわっ!?」
顔面に冷水をかけられて覚醒した。
強かに打たれて、頭がガンガンする。
以下略
AAS
22
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/19(土) 20:04:58.88 ID:ZPljtdP8O
「さて、わんちゃん。お勉強の時間です」
「ああ。よろしく頼む」
その頃、犬は調理室で勉学に励んでいた。
とはいえ、犬は無学どころかほとんど無知なので難しいことどころか常識すら知らない。
以下略
AAS
23
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/19(土) 20:07:36.05 ID:ZPljtdP8O
「あんたは本当にすごいんだな」
「あはは。何せ凄腕ですからね」
魔法調理師は本物の凄腕だった。故に乞う。
以下略
AAS
24
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/19(土) 20:09:57.07 ID:ZPljtdP8O
「とりあえず、服を脱いでください」
「ああ。わかった」
「おっと。ズボンは脱がなくて平気ですよ」
一切ね躊躇いもなくすっぽんぽんになろうとした少年を嗜めてから、じっくり検分する。
以下略
AAS
25
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/19(土) 20:12:54.17 ID:ZPljtdP8O
「こほん。失礼しました。私としたことが」
「別にいいけど尻と魔法は関係あるのか?」
「いえ。全く関係ありません。趣味ですね」
こうも悪びれもせず開き直られると、少年としても怒るに怒れなかった。まさに魔女だ。
以下略
AAS
26
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/19(土) 20:15:21.92 ID:ZPljtdP8O
「特別に触れることを許可します」
「特別なのか?」
「はい。わんちゃんだけです」
魔女に触れる。魔女の身体は柔らかかった。
以下略
AAS
27
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/19(土) 20:17:42.81 ID:ZPljtdP8O
「どうです? そろそろ、ご主人さまと私の身体の違いは理解出来ましたか?」
「それはわかったけど、こんなことに何の意味があるんだ? 俺は魔法を覚えたいんだ」
少年の逸る気持ちをわかった上で、魔女は優しくふわふわな黒髪を撫でて、諭した。
以下略
AAS
28
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/19(土) 20:19:49.90 ID:ZPljtdP8O
「ではこうしよう。私の真似をしろ」
「お前の真似を……?」
「そうだ。立ち居振る舞いから、そっくりそのままトレースしろ。立ち合い以外でもだ」
犬が変態魔女といちゃこらしていたその頃、少女と白い姉弟子は新たな修行法を模索して、懸命に試行錯誤を繰り返していた。
以下略
AAS
29
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/19(土) 20:24:04.02 ID:ZPljtdP8O
それから数日が経過して調理室にて。
「さあ、わんちゃん。試してみてください」
「よし……これでどうだ!?」
以下略
AAS
30
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/19(土) 20:26:04.61 ID:ZPljtdP8O
その日の晩、鍛錬場にて。
「白いの」
「ん? どうした。さっさと寝ろ」
以下略
AAS
31
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/19(土) 20:28:18.62 ID:ZPljtdP8O
「不公平だと思うなら私から1本取ってみろ。私を気絶させて寝顔を見ればいいだろう」
「そのうちな。でも、今はまだ無理だ」
「鍛錬に励め」
「今見たいの!」
以下略
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