僕っ娘剣士「黙れ犬!僕を女扱いするな!」少年「でも、お嬢は女だし……」
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23:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/19(土) 20:07:36.05 ID:ZPljtdP8O
「あんたは本当にすごいんだな」
「あはは。何せ凄腕ですからね」

魔法調理師は本物の凄腕だった。故に乞う。

「今の魔法を俺に教えてくれ!」
「んー。今のはわんちゃんには無理ですね」
「そ、そんなぁ……」

がっかりする犬の頭を魔女はよしよし撫で。

「大丈夫ですよ。その代わり前に言った通り、エンハンスの魔法を伝授してあげます」
「エンハンス……様々な強化を施す魔法か」
「はい。地味ですけど、便利な魔法ですよ」

黒髪の少年は派手さを求めていない。
それが役に立つならば、なんでもいい。
ひとえに主人のために。役に立ちたいのだ。

「なんでもやるよ! だから教えてくれ!」
「じゃあ、私といちゃいちゃしましょう」
「い、いちゃいちゃ……?」
「手取り足取り、教えてあげますからね」

少年の純粋さにつけ込んで、調理室の魔女は若くて美味しい男の子の調理を始める。
素材の良さを活かしつつ、自分好みの味に仕上がるように、まずは下ごしらえから。


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