周子「だから、あたしが逢いに往く」
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22:名無しNIPPER
2020/05/05(火) 19:30:49.68 ID:XnGtX3Tv0



「どしたん?お嬢ちゃんなんか楽しそうなことしとるなぁ」
 
以下略 AAS



23:名無しNIPPER
2020/05/05(火) 19:35:42.49 ID:XnGtX3Tv0





以下略 AAS



24:名無しNIPPER
2020/05/05(火) 19:37:25.94 ID:XnGtX3Tv0

 大厄災
 太古の昔、神々と人間が決別する直前の出来事。
 何らかの大きな災いがあったことは平民も含めほぼ全ての人間が知っている。
 紗枝がこの日に教本でさらりと教わっていたのもそれだ。この国の民ならば皆等しくそれを習う。
以下略 AAS



25:名無しNIPPER
2020/05/05(火) 19:39:18.17 ID:XnGtX3Tv0





以下略 AAS



26:名無しNIPPER
2020/05/05(火) 19:44:46.23 ID:XnGtX3Tv0


「そんで最近どうなん?術、習い始めて少し経つけど。最初の方はえらい疲れた顔しとったやん?」

「まだ難しい……一応できるようにはなったけど」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER
2020/05/05(火) 19:46:54.22 ID:XnGtX3Tv0

 なんとか誤魔化せたようだと胸を撫で下ろす。
 志希には見破られたが、紗枝にはまだ正体を知られていないはずだ。
 シューコとしては可能な限りこのまま知られずにいたいと考えていた。
 
以下略 AAS



28:名無しNIPPER
2020/05/05(火) 19:48:02.49 ID:XnGtX3Tv0
 

 あぁ、やはりこの子は賢い。
 シューコは静かに頷いてその続きを促す。

以下略 AAS



29:名無しNIPPER
2020/05/05(火) 19:49:48.60 ID:XnGtX3Tv0


 紗枝は帰り着いたその後に今日の出来事を思い出していた。
 風呂桶の中で肩まで浸かって天井の板の目を見ながらシューコの言葉を脳内で反芻する。
 帰りの別れ際まで不機嫌な態度を取り続けてはいたが、実のところはそんなに怒ってなどいなかった。
以下略 AAS



30:名無しNIPPER
2020/05/05(火) 19:50:30.70 ID:XnGtX3Tv0



 結果としてシューコは紗枝の背を押してやれたことになる。
 ただ紗枝だけを想って、ただ紗枝だけを見て。
以下略 AAS



31:名無しNIPPER
2020/05/05(火) 19:53:09.97 ID:XnGtX3Tv0





以下略 AAS



32:名無しNIPPER
2020/05/05(火) 19:54:38.03 ID:XnGtX3Tv0

「ねぇシューコはん……」

「ん、どーしたん紗枝ちゃん?」

以下略 AAS



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