環いろは「桜子ちゃんが二人になっちゃった?!」
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43: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/12/01(日) 18:59:50.71 ID:5yCClcPC0
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◇ 柊桜子 309歳
44: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/12/01(日) 19:02:55.44 ID:5yCClcPC0
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◇ 柊桜子 313歳
45: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/12/01(日) 19:10:18.37 ID:5yCClcPC0
ワームホールに足を踏み入れる。
散らばるキュゥべえの残骸を払い除けて進む。
いろはの気配に向かって、手を伸ばす。
しかし奥に入れば入るほど重力が強くなる。
46: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/12/01(日) 19:12:43.95 ID:5yCClcPC0
ねむ「・・・・・・・」
ねむ「・・・・・な、なんというか・・・言葉が出ないね」
47: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/12/01(日) 19:49:33.91 ID:5yCClcPC0
ねむ「そして・・・桜子自身のその奇跡も然ることながら、もう一つ着目すべきは僕たち自身のこれからの未来だ」
ねむ「例えば僕の寿命とか・・・」
48: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/12/01(日) 19:50:42.15 ID:5yCClcPC0
いろは「・・・あっ、それなら十七夜さんにも一緒に考えてもらいませんか?」
やちよ「いえ、それはやめておきましょう」
49: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/12/01(日) 19:51:36.73 ID:5yCClcPC0
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十七夜『うむ。それは大変魅力的だな。今の自分の選択が将来どうなるのか分かれば、自分にとって都合の良い未来へ辿り着くことだってできるからな』
50: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/12/01(日) 19:53:56.20 ID:5yCClcPC0
やちよ「そんなのは些細な事よ。もっと大きな視野を持って考えてみて。まず言えるのは、桜子さんはかなり強力な味方だと言う事。300年分の戦闘経験がある上に、キュゥべえの知識まである」
やちよ「そんな桜子さんがずっといろはの側に居れば、いろはは外的な要因で死ぬことは無くなるはずよ。普通に考えればね」
51: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/12/01(日) 19:57:05.81 ID:5yCClcPC0
灯花「そしてね、キュゥべえはいずれ、タイムマシンの製造方法を知っている桜子の事に必ず気が付くよ。桜子の記憶を見ても分かる通り、キュゥべえは、タイムマシン製造に必要な負の質量の存在を感知できるから」
灯花「それでキュゥべえが桜子を無理矢理にでもハッキングしたら、タイムマシンがキュゥべえの手に渡っちゃう。そうしたら、魔法少女の因果の量をキュゥべえが思い通りにできる。いくらでも最強の魔女を作れちゃう。そうなってもやっぱり、人類はお終いだよ・・・」
52: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/12/01(日) 20:01:02.53 ID:5yCClcPC0
ねむ「お姉さん」
いろは「んっ・・・?」
53: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/12/01(日) 20:06:21.60 ID:5yCClcPC0
灯花「キュゥべえに知られる前に、桜子の存在を消すしかない、って」
いろは「えっ? えっ・・・・?」
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