38: ◆YF8GfXUcn3pJ[saga]
2019/08/18(日) 02:27:41.74 ID:OJA0wgUK0
「ね、それよりもさ」
39: ◆YF8GfXUcn3pJ[saga]
2019/08/18(日) 02:28:10.74 ID:OJA0wgUK0
「何でもいいや」
「何でもいいってことはないだろ」
40: ◆YF8GfXUcn3pJ[saga]
2019/08/18(日) 02:28:44.59 ID:OJA0wgUK0
「……別に、分かってほしいわけじゃないし」
「やっぱ起きてるんじゃん」
41: ◆YF8GfXUcn3pJ[saga]
2019/08/18(日) 02:29:16.68 ID:OJA0wgUK0
「担当替えにどんな事情があったかなんて知らないけどさ」
「杏は、辛かったよ」
42: ◆YF8GfXUcn3pJ[saga]
2019/08/18(日) 02:29:53.20 ID:OJA0wgUK0
「ずっと、お前を担当していたかったよ」
43: ◆YF8GfXUcn3pJ[saga]
2019/08/18(日) 02:30:31.29 ID:OJA0wgUK0
☆
44: ◆YF8GfXUcn3pJ[saga]
2019/08/18(日) 02:31:03.56 ID:OJA0wgUK0
ポジティブシンキングと言われればそれまでだと思う。
ただ当時の私の抱いた結論は、結論ありきで途中の論理をこじつけにこじつけたような、ありがちな嘘ではなく、順繰りに思考を巡らした結果偶然にも得られた、私に希望を抱かせるような結論だった。
45: ◆YF8GfXUcn3pJ[saga]
2019/08/18(日) 02:32:05.16 ID:OJA0wgUK0
☆
46: ◆YF8GfXUcn3pJ[saga]
2019/08/18(日) 02:32:40.30 ID:OJA0wgUK0
「あのね。プロデューサー」
47: ◆YF8GfXUcn3pJ[saga]
2019/08/18(日) 02:33:25.05 ID:OJA0wgUK0
――これは罰だ。
今まで私を無視してきたことへの、罰だ。
私をただのアイドルとしてしか見ていなかったことへの、罰だ。
117Res/151.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20