51:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:11:22.40 ID:w6V3e5/y0
自分で促していたのに、答えなんかわかっていたのに、それでも私は言葉を失ってしまった。
52:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:12:49.80 ID:w6V3e5/y0
残された私は、目についた椅子に腰を掛けた。
53:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:14:02.80 ID:w6V3e5/y0
ただ、その希望にいろんな不幸がぶら下がって、今ではすっかり弱まっていた。
54:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:15:01.69 ID:w6V3e5/y0
そう宣言したけど、プロデューサーの反応は曖昧だった。
55:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:15:46.90 ID:w6V3e5/y0
気まずさを隠すように、プロデューサーは歩き出した。
納得しないながらも、私も彼の後についていく。事務所前で手を挙げてみたが、なかなかタクシーは捕まらない。
56:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:17:15.81 ID:w6V3e5/y0
会場はある建物の地下にある小さなイベントスペースだった。
57:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:18:16.22 ID:w6V3e5/y0
リハーサルも終わり、控室。
58:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:19:25.10 ID:w6V3e5/y0
「ありがとう、裕美ちゃん」
59:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:27:25.93 ID:w6V3e5/y0
裕美ちゃんのイベントは成功といっていいと思う。
掛け合いは、私としてはうまくいったと思えないし、小さな不幸も起きはした。
60:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:28:26.68 ID:w6V3e5/y0
千鶴ちゃんと裕美ちゃんとの三人での共演は、あるイベントで叶うことになった。
61:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:30:28.53 ID:w6V3e5/y0
「プロデューサーさんは海、お嫌いなんですか」
「ああ」
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