69: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/08/13(月) 23:27:14.20 ID:mSb4wVOg0
ワインの流通は、現在は教会のみに認められている。儀式で使う分だけ購入できるということだから、それも当然だ。
即ち、そこに魔王軍が介入する術はないと俺は見ている。あばら家を見張るうえで、教会を選んだのはただ単に立地が良かったわけではないのだ。
70: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/08/13(月) 23:27:40.44 ID:mSb4wVOg0
「しかし案外、簡単に譲ってくれたもんだな。いくら抜け穴があるといっても禁制品だぞ」
71: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/08/13(月) 23:28:09.78 ID:mSb4wVOg0
こんなところだろうか。
彼の偉業を、ただの食い意地からの偶然と見るか、好奇心からくる勇気ある行動ととるかは人次第だろう。
72: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/08/13(月) 23:28:37.09 ID:mSb4wVOg0
この僅かな時間に起きた事象を、ひとつひとつ噛みしめるように遡っていく。
73: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/08/13(月) 23:29:04.37 ID:mSb4wVOg0
ワイングラスに手を伸ばす。手が、微かに震えている。
勇者と呼ばれ魔王に一人立ち向かった俺が恐れているだと?いや、これは武者震いだ。
74: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/08/13(月) 23:29:31.05 ID:mSb4wVOg0
「ビ、ビールよりきつい。ワインを飲んだ後だとビールが水に感じられるくらい、とにかく味が濃い……」
75:次回の更新でワイン編を終わります ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/08/13(月) 23:30:06.43 ID:mSb4wVOg0
「こんなのもあるわよ。猫のおしっこに、腐葉土!」
76: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/08/13(月) 23:30:41.39 ID:mSb4wVOg0
「名前じゃなくて中身を見てほしいものだわ!中身を!」
77: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/08/13(月) 23:31:20.50 ID:mSb4wVOg0
「し、しかし、さっきからワインの事をぼろくそに言っているな」
78:今日はここまでです ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/08/13(月) 23:31:47.23 ID:mSb4wVOg0
「なんで?」
296Res/317.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20