484:名無しNIPPER[saga]
2018/06/07(木) 03:02:34.30 ID:2wO2LAJL0
しかしライブ本番が近づいてくると、世間も再び、俄かに色めき立ってきた。
増える話題は勿論、いいものばかりではない。
485:名無しNIPPER[saga]
2018/06/07(木) 03:13:04.18 ID:2wO2LAJL0
「招待席のチケット、でしたっけ?」
「一枚いただけませんか、自分で渡しに行きたくて」
486:名無しNIPPER[saga]
2018/06/07(木) 03:15:56.85 ID:2wO2LAJL0
「分かったわ、お姉さんに任せて!」
「お手数をおかけします、これが住所です」
487:名無しNIPPER[saga]
2018/06/07(木) 03:27:44.54 ID:2wO2LAJL0
事務所を後にして、目的の場所へ向かう。
西日になりかけた光が顔を刺す。
488:名無しNIPPER[saga]
2018/06/07(木) 03:35:12.79 ID:2wO2LAJL0
白いリノリウムの廊下を歩き。
私は、いつものようにあの子の部屋へ行く。
489:名無しNIPPER[saga]
2018/06/07(木) 03:41:08.48 ID:2wO2LAJL0
歩んできた、確定した過去も。
490:名無しNIPPER[saga]
2018/06/07(木) 03:51:15.99 ID:2wO2LAJL0
「じゃあ楽しかったことは、嬉しかったことは」
「私が素晴らしい未来を、一つ一つ着実に選び取った結果だというの?」
491:名無しNIPPER[saga]
2018/06/07(木) 03:53:30.03 ID:2wO2LAJL0
いや、一度だけ。
492:名無しNIPPER[saga]
2018/06/21(木) 23:08:04.92 ID:lsNzXGhZ0
久しぶりにのんびりと。
時間をかけて、家へ向かった。
493:名無しNIPPER[saga]
2018/06/21(木) 23:11:10.58 ID:lsNzXGhZ0
その光まで。
少し背伸びをすれば、手が届きそうで。
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