4:1[saga]
2018/03/17(土) 23:49:02.39 ID:Kkr9l5xs0
1.
学校の鐘が鳴る。気持ちのいい日差しにやはり眠気も黙っていないようで、私はうとうと夢見心地だった。
「こーら唯! さっさと部室行くぞー」
5:1[saga]
2018/03/17(土) 23:50:05.86 ID:Kkr9l5xs0
2.
「りっちゃーーん」
ドラムのお手入れをしてるりっちゃんは、私のほうを見ずに空返事をした。
6:1[saga]
2018/03/17(土) 23:50:44.75 ID:Kkr9l5xs0
3.
「あー! あずにゃん!」
廊下の向こうからあずにゃんがやって来るのが見えて、私はブンブンと手を振った。
7:1[saga]
2018/03/17(土) 23:51:15.73 ID:Kkr9l5xs0
4.夜
「おねーちゃーん! ごはんできたよー!」
「今行くよー!」
8:1[saga]
2018/03/17(土) 23:51:54.58 ID:Kkr9l5xs0
5. past 律side 1年生4月
「入部希望者を待つ!!」
「……待つの?」
9:1[saga]
2018/03/17(土) 23:53:52.25 ID:Kkr9l5xs0
>>3 人が見てくれていると思うと心強いです
どうぞゆっくりしていってください
10:1[saga]
2018/03/17(土) 23:54:20.08 ID:Kkr9l5xs0
7.放課後 Butterfly Effect
「どうなの、かな」
「ん、なにが?」
11:1[saga]
2018/03/17(土) 23:54:58.97 ID:Kkr9l5xs0
8.
夜、だった。
夢をみていた。多分、幸せな夢を。
12:1[saga]
2018/03/17(土) 23:55:34.79 ID:Kkr9l5xs0
9. 6日後
「……唯、唯」
雲はゆっくりと流れる。ゆっくりと時間も流れていった。あの出来事が6日前だということが嘘かのようだ。私はなんとか、しばらくぶりに学校に登校してきた。
13:1[saga]
2018/03/17(土) 23:56:06.56 ID:Kkr9l5xs0
10.
「お姉ちゃんどこ行くの?!」
憂が玄関に走ってきた。今は夜11時。普通は出かけない時間かもしれない。
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