4:1[saga]
2018/03/17(土) 23:49:02.39 ID:Kkr9l5xs0
1.
学校の鐘が鳴る。気持ちのいい日差しにやはり眠気も黙っていないようで、私はうとうと夢見心地だった。
「こーら唯! さっさと部室行くぞー」
りっちゃんは私をがくがくと振り回すと、いつもみたいにイタズラっぽく笑った。私もえへへと笑ってしまう。
「澪ちゃんとあずにゃんは?」
「澪は当直だ。梓は知らんっ」
ふーん、そう私はふらつく頭で立ち上がる。重たいキー太を持ち上げて、部室へと向かうのだった。
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