17:1[saga]
2018/03/17(土) 23:59:12.44 ID:Kkr9l5xs0
13.
「なんでも一つ、願いを……」
きゅうべえは私にした説明を、もう一度憂にもした。
18:1[saga]
2018/03/18(日) 00:00:11.49 ID:61wO2nel0
14.
「なななんで憂まで」
「お姉ちゃん」
19:1[saga]
2018/03/18(日) 00:00:55.97 ID:61wO2nel0
15. 梓side
「あずにゃんっっ!!!」
「ゆ、唯?」
20:1[saga]
2018/03/18(日) 00:01:26.32 ID:61wO2nel0
16. 唯side
あずにゃんは事故をよく覚えていないようだった。それよりも、
「私のせいで、魔法少女に……」
21:1[saga]
2018/03/18(日) 00:03:31.38 ID:61wO2nel0
17.
『低級魔女だよ。初めての魔女狩りにはぴったりの相手だ』
1時間後、私たちはよくわからない廃屋の中を探索していた。そこで突然メルヘンな世界に包み込まれる。
22:1[saga]
2018/03/18(日) 00:05:06.71 ID:61wO2nel0
20.
「紬ちゃんは、いつ魔法少女になったの?」
私はすっごく美味しいモンブランに自然に笑顔を溢しながら、粗方の裏事情を聞き終わった後で尋ねた。
23:1[saga]
2018/03/18(日) 00:06:09.77 ID:61wO2nel0
21. 梓side
「あずにゃんや、こっちゃおいで」
放課後。教室で部室に行く準備をしていると、廊下から変な唯の声ーー否、唯の変な声が聞こえた。
24:1[saga]
2018/03/18(日) 00:06:47.75 ID:61wO2nel0
22. 唯side
ムギちゃんの話をかいつまんで話そう。
この地域は魔女がよく現れる地域だという。ムギちゃんが魔法少女になる前まで、巴マミという人がここを治めていた。巴さんが亡くなってから、代わりに魔女狩りの使命を負ったのがムギちゃんだった。
25:1[saga]
2018/03/18(日) 00:11:57.28 ID:61wO2nel0
23.同日夜
「憂ちゃんの武器は日本刀?」
ムギちゃんはあったかいお茶をコップに注ぎ、私と憂に差し出した。
26:1[saga]
2018/03/18(日) 00:12:55.09 ID:61wO2nel0
「いくよ! お姉ちゃん!」
ソウルジェムに手をかける。
綺麗な光に包まれて、あの衣装へ徐々に変化していく。完成に近づく度に、集中力を高めていく。
27:1[saga]
2018/03/18(日) 00:16:20.26 ID:61wO2nel0
24. 次の日
「憂が弱い?! どういうこと?」
「ちょっと唯ちゃん、勘違いされるような言い方しないで……」
69Res/77.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20