【バンドリ】氷川日菜「あまざらしなおねーちゃん」
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29:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:57:06.12 ID:ueeqel/10
つぐみ『紗夜さん、言ってました。日菜先輩はなんでも上手に出来て、自分と日菜先輩を比べて落ち込んでしまうって。でもそれは空回っているだけだって、私に諭してくれました』
つぐみ『紗夜さんは全部に一生懸命っていうか、真摯なんだと思います。だから、日菜先輩のことが嫌いとか、そういうんじゃないんだと……思います』
30:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:57:37.09 ID:ueeqel/10
日菜「でもそこまでつぐちゃんがおねーちゃんにラブだって知らなかったなぁー」
つぐみ『ラ、ラブ……!? そ、そういうのじゃないですよ、日菜先輩!』
31:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:58:19.03 ID:ueeqel/10
2月10日
ついに退院となり、私は安寧の場所から追放された。
32:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:58:47.37 ID:ueeqel/10
日菜(おねーちゃんが退院してから5日が経った)
日菜(あたしは疎まれているとしても、何度もおねーちゃんの部屋に行って、色んなお話をした)
33:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:59:22.73 ID:ueeqel/10
――病院――
医者「記憶の回復について、なんですが……」
34:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:59:52.47 ID:ueeqel/10
日菜(言ってしまえば、匙を投げられたんだ)
日菜(何かが変わるかもしれない、なんていう期待はあっけなく踏みにじられたんだ)
35:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 09:00:38.06 ID:ueeqel/10
日菜「……っ」
日菜(気付くと視界が滲んでいた。俯いてそれが零れ落ちないように堪える)
36:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 09:01:12.80 ID:ueeqel/10
つぐみ「嘘……ですよね」
日菜「……嘘じゃないよ」
37:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 09:01:47.17 ID:ueeqel/10
日菜「……つぐちゃん?」
つぐみ「ごめんなさい。どうしたらいいか分からなくて……泣いている蘭ちゃんに、巴ちゃんがこうしてたなって思って」
38:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 09:03:02.74 ID:ueeqel/10
日菜「あーホント……ズルいなぁーつぐちゃんは……」
つぐみ「えっ?」
39:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 09:03:28.90 ID:ueeqel/10
2月15日
今日は病院での検査があった。
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