【バンドリ】氷川日菜「あまざらしなおねーちゃん」
↓ 1- 覧 板 20
29:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:57:06.12 ID:ueeqel/10
つぐみ『紗夜さん、言ってました。日菜先輩はなんでも上手に出来て、自分と日菜先輩を比べて落ち込んでしまうって。でもそれは空回っているだけだって、私に諭してくれました』
つぐみ『紗夜さんは全部に一生懸命っていうか、真摯なんだと思います。だから、日菜先輩のことが嫌いとか、そういうんじゃないんだと……思います』
つぐみ『日菜先輩とも真正面から向き合おうとしているから、その途中だから、きっと上手く日菜先輩に接することが出来なくて……少し悩んでいるだけなんだと思います』
日菜「つぐちゃん……」
つぐみ『あっ、ご、ごめんなさい! こんな偉そうに話しちゃって……日菜先輩と紗夜さんの事情もよく知らないのに……』
日菜「……ううん、ありがと。なんかちょっと元気出た」
つぐみ『そ、そうですか? それなら……よかったです』
日菜(つぐちゃんは嬉しそうにそう言ってくれる)
日菜(誰かのためにここまで一生懸命になれるから……おねーちゃんも魅かれるのかなぁ)
日菜「うーん、つぐちゃんもやっぱりズルいなぁ」
つぐみ『えっ、ズルい……ですか?』
日菜「うん、ズルい。おねーちゃんと2人っきりでお買い物に行くし、それもつぐちゃんならしょーがないかーって気持ちにもなるし」
つぐみ『ええっ?』
日菜「あははっ」
日菜(よく分からない、って感じに困惑するつぐちゃんの声を聞いていたら、とうとうあたしは声を出して笑ってしまった)
日菜(こうして笑ったのはいつぶりだったっけ)
日菜(おねーちゃんが記憶をなくしてからずっと落ち込んでたけど……ちょっとだけ元気が出たような気がする)
106Res/142.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20