【バンドリ】氷川日菜「あまざらしなおねーちゃん」
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33:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:59:22.73 ID:ueeqel/10

――病院――

医者「記憶の回復について、なんですが……」

日菜(おかーさんと一緒におねーちゃんを病院に連れてきて、無事に検査が終わった)

日菜(その検査のあと、あたしとおかーさんはお医者さんに呼び止められた)

日菜(おねーちゃんの記憶のことだろう。だけど今のおねーちゃんを1人にする訳にはいかなかった)

日菜(おかーさんは『日菜が聞いた方がいい』と、おねーちゃんを連れて先に病院を後にしていた)

日菜(そしてお医者さんから開口一番に言われた言葉はやっぱり記憶に関してのことだった)

医者「本日の検査でも脳に異常はなく、少し腫れていた患部ももう元通りに治っています。ですので、本来であれば記憶はすぐに戻るでしょう」

日菜「……はい」

医者「……どの人も記憶が戻るのは喜ばしいことで、自ら率先して記憶を取り戻そうとします。自分の過去に関連するものに触れて、なくした記憶を想起しようとします」

医者「ですが……紗夜さんは自身の過去に触れることを、過去の自分に向き合うことを極端に怖がってしまっています」

医者「このままだと、恐らく記憶は戻らないでしょう」

日菜「…………」

医者「こうなってしまうと、もう私の分野外です。なので心療内科での診察をお勧めします」

医者「こちら、私からの招待状ですので……どうしようもない状況なら、ここへかかってみてください」

日菜「……わかりました。ありがとうございます」

日菜(お医者さんから紹介状を受け取る)

日菜(受け取ったけど、こんなものがあってどうなるんだ)


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