六花「勇太をなんとしてでも独占したい!」
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70: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 23:30:51.80 ID:6rZ5mY140
六花「ゆうたぁ!ゆうたぁ!!」
小さく揺れる大地。
大事にしてくれてありがとう。
俺のことなのに心配してくれるなんて高校入学前の俺に聞かせたいな。
俺はなれ合いが嫌いでな、とかっこつけてたけど、やっぱり一人じゃダメだった。
以下略 AAS



71: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 23:32:02.55 ID:6rZ5mY140
揺れる。小さく。
予感がする。心臓の心拍数が波となって、それだけじゃないと訴えている。
これが最後の命だと分かる。
俺は六花を、俺のケガした膝をカバーするように、一緒に背中を抱え合う。
崖の先に向かう。
以下略 AAS



72: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 23:32:47.80 ID:6rZ5mY140
俺の声が響くと同時に。
地震の揺れが猛烈に強くなる。神の王座を守るように。この世の悲鳴を響かせるように。
立てなくなるぐらいに激しくなる。
足をこわばらせた。
でも今の俺たちは違うんだ。臆病じゃないんだ。剣を持って。
以下略 AAS



73: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 23:33:17.03 ID:6rZ5mY140
勇太「はぁ……はぁ……」
六花「はぁ……はぁ……」

しーんと辺りが静まっている。
呼吸を整えた。
以下略 AAS



74: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 23:34:01.14 ID:6rZ5mY140
「膝大丈夫?」と聞かれて「ああ、誤魔化しなく大丈夫だよありがとう」と言うと顔を反らして照れた六花がかわいかった。宝物だ。俺は六花の後ろを向き夜空を見上げて口を開け、ケガした膝を風に当て、冷たい夜空に枯れた声を癒し涙を乾かした。疲れたんだろうな体も心も。こんなこと今までなかった。
六花はまた眼帯をつけた。いつもの風景が帰ってきた。
今日はいっぱいあったな新しい発見。色々な六花。もう語り切れない。
夜空はなんて綺麗で、大きいのだろう。俺の体の数兆倍はある。
でもその深淵の夜空が、見守られている気分で今とっても気持ちいい。
以下略 AAS



75: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 23:34:49.30 ID:6rZ5mY140

深く抱きついて。体の温かさを分かち合った後に、また黄緑の光柱を一緒に眺める。
六花「不可視境界線……」
勇太「うん……綺麗だ……」
六花「ねえ。不可視境界線に行ったら、確か何でも願う。そうだよね……?」
以下略 AAS



76: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 23:35:18.02 ID:6rZ5mY140
さて、全てが終わったか。
六花はまた眼帯をつけた。いつもの六花だ。まぎれもなくいつもの六花だ。
長かったな今日の一日。
そういえば今何時だろう。9時を超えているのは体で感じている。
勇太「六花。悪い、携帯持ってないんだ。今何時?」
以下略 AAS



77: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 23:35:58.79 ID:6rZ5mY140
でも疲れたな……。肩が脱力する。足がいたい。膝のけが治ってきたな。六花もしおれてきて座って佇んでいる。落ち込んでいるって言った方が正しいな。タンク切れ。
俺は深淵へと向くと、六花は立って俺の方に手をかざした。
六花「魔力を補給」
勇太「ははっ。何だ元気か」
じゃあ俺も魔力を補給。
以下略 AAS



78: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 23:36:47.03 ID:6rZ5mY140
六花「ゆうた!ゆうたぁ!」
勇太「あっ」
その声で目覚めた。俺は六花との崖の場所にいる。袖をゆすられても気づかなかった。俺は茫然として立っていたらしい。
六花「どうしたの?」
そう聞いてくるので言おうとしたが、でも分からないだろうと思って首を横に振った。
以下略 AAS



79: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 23:37:23.46 ID:6rZ5mY140
第7話 エンディング
現在の俺と六花は登校中だ。珍しいことに雪が降っている。ぽつぽつと道路に溶けていく。
今日の六花はマフラーを揺らして温かい格好をして、とってもキュートだ。
六花は手を開いて雪のしみる冷たさを感じて楽しんでいる。
何も変わらない世界。何の変哲もない面白くもないいつもの光景が今日だけは特別で嬉しく思う。
以下略 AAS



80: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 23:38:07.44 ID:6rZ5mY140
まあ、ヒートダウンしよう。なんだっけ。ひょっとしたら俺達は神様だけど、それを観測する世界がちょっとだけ、ずれているだけだったりするかもしれない。神の座に座り闇の炎を実際に放ち世界を変える俺。ドキドキする子供心がクラスメイトの一人としての大人の常識に揺れる。そう思うと笑ってしまった。
すると、横から足に激痛が走る。無論六花が横から相当強く蹴ったらしい。こいつ!!
六花「すまない。不可視境界線の管理局に体を操られていた」
嘘だろ!と叱ったところ、六花は頬を赤く膨らませて、ぷくうっと子供かっ!って言いたくなる怒りの態勢で反感を売った。そしてなんと俺の近くまでやって来て手提げの俺のバッグを無理矢理奪って、自分の胸に奪い返されないよう強く抱きしめた後また頬を膨らませてきた!!!!ムッカついた!!!!
勇太「なんだよさっきからもう知らん!!」
以下略 AAS



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