六花「勇太をなんとしてでも独占したい!」
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77: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 23:35:58.79 ID:6rZ5mY140
でも疲れたな……。肩が脱力する。足がいたい。膝のけが治ってきたな。六花もしおれてきて座って佇んでいる。落ち込んでいるって言った方が正しいな。タンク切れ。
俺は深淵へと向くと、六花は立って俺の方に手をかざした。
六花「魔力を補給」
勇太「ははっ。何だ元気か」
じゃあ俺も魔力を補給。
二人でお互いに、真剣な表情で自分の右手を顔に向けて手に力を込めてかざした。
六花「はぁあああああああ!!!!!」
勇太「はぁあああああああ!!!!!」
力がみなぎった気がした。中二病の技だけど、実際にはビームとかないけどさ、六花を見てハイテンションになった。やっぱりあるんじゃないか。
現実からほど遠いけど見えない場所に隠れてる。俺は選ばれし者だったんだな。
俺が元気よく微笑むと、六花は指輪を自慢したいのか見せてそして笑って、小指にあった指輪の赤い宝石が、愛の誓いによる魔力に強く共鳴した。


勇太「ダークフレイムマスターは最強!」


六花「邪王心眼は最強!」



さて帰るか、心配してるし。
そう思い、ソードとケースを持ってきて、今は俺が持とうと提案し、崖の上の夜空を眺める。
ここともお別れか。寂しいな。また来たいけど、もうないんだな。
でも後悔はしていない。新たな始まりだと思う。ここも永遠になくなりませんようにって願っておこう。
星と夜空が奇麗だ。俺達の帰りを見守っている。森の木もサラサラ静かな音がしている。
ありがとう。俺の告白地。
…….。
帰るか。
草を踏んだその一歩、

世界は真っ白になった。

俺は理解不能な空白の場所にいる。天国といえばこの空間サイズからして合っている気がする。何も音がしない。間違いない。宇宙の創生時に現れた真っ黒い空間サイズそのものだった。俺は体がゆっくりと回転していた。どこが地面なのか不明だった。すると巨大な、白い服を着た人の形をした何かが遠くから流れてくる。いや俺が流されているんだ。白いドレスをひらひらさせていた。その巨大な体から一点の強い光が光ると、巨大な黒い墨のようなものが彼女の体から出て彼女の周りを流動し、それは水の軌道を描いたようなまるで模様を表す、翼をはためかす黒い蝶のような墨の流れ模様になった。その宇宙サイズの視界に入りきらない人は巨大な手を開いて向けて、俺の体を手で包み込む。巨大すぎて顔が分からなかった。世界は手の中に包まれてまた真っ暗になる。するとまた真っ白になって、その巨大な人はいなかった。その代わりに誰かがいた。俺と同じぐらいの身長の、誰かが俺に向いていた。誰かに似ていた。誰かは分からない。白いドレス、大きく細い腕、見覚えある足、誰かに似た腰つき、大きなお胸、そして蒼色の髪。大人らしき人で顔は怖くて見なかった。
輝くネックレスの真珠がきれいだった。口紅で塗られた麗しい唇を見て、なにかが惹かれる。
俺がその人を見つめると、静かな時間が経ち、その人は口を開いた。

「幾星霜の時から探してやっと繋がりました」

「未来の私を……」

「よろしくね……」


何だと思った瞬間、
下の空白から急激な光と衝撃が走り、
世界が真っ白になった。


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